ボリューム上の空き領域をワイプし、その領域に存在していた可能性のあるデータ フラグメントを削除します。 使用領域のみ 暗号化方法を使用して暗号化されたボリュームでこのコマンドを実行すると、フル ボリューム暗号化 暗号化方法と同じレベルの保護が提供されます。
構文
manage-bde -wipefreespace|-w [<drive>] [-cancel] [-computername <name>] [{-?|/?}] [{-help|-h}]
パラメーター
パラメーター | 説明 |
---|---|
<drive> |
ドライブ文字とそれに続くコロンを表します。 |
-キャンセル | 処理中の空き領域のワイプを取り消します。 |
-コンピュータ名 | manage-bde.exe を使用して、別のコンピューターの BitLocker 保護を変更することを指定します。 -cn をこのコマンドの省略版として使用することもできます。 |
<name> |
BitLocker 保護を変更するコンピューターの名前を表します。 使用できる値には、コンピューターの NetBIOS 名とコンピューターの IP アドレスが含まれます。 |
-? 又は/。 | コマンド プロンプトに簡単なヘルプを表示します。 |
-help または -h | コマンド プロンプトに完全なヘルプが表示されます。 |
例示
ドライブ C の空き領域をワイプするには、次のいずれかを入力します。
manage-bde -w C:
manage-bde -wipefreespace C:
ドライブ C の空き領域のワイプを取り消すには、次のいずれかを入力します。
manage-bde -w -cancel C:
manage-bde -wipefreespace -cancel C:
関連リンク
manage-bde コマンド の