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デバイスのインストールのデバッグのサポートの有効化

Windows Vista 以降では、プラグ アンド プレイ (PnP) マネージャーがシステム内の新しいデバイスを検出すると、オペレーティング システムは、デバイス インストール ホスト プロセス (DrvInst.exe) を開始して、デバイスのドライバーを検索してインストールします。

デバイス インストール ホスト プロセスをデバッグするために、オペレーティング システムが提供するサポートの種類を設定するには、デバッグするターゲット システムで、次の REG_DWORD レジストリ値を作成 (または変更) します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Device Installer\DebugInstall

次の表では、DebugInstall レジストリ値を使用して指定される、デバッグ サポートの種類について説明します。

DebugInstall 値 デバッグのサポート

2

デバイスのインストール プロセスは、ユーザー モード デバッガーを使用してデバッグされます。 詳細については、「ユーザー モード デバッガーを使用したデバイスのインストールのデバッグ」を参照してください。

1

デバイスのインストール プロセスは、カーネル デバッガー (KD) を使用してデバッグされます。 詳細については、「 カーネル デバッガー (KD) でのデバイスのインストールのデバッグ」を参照してください。

0

デバイスのインストール プロセスのデバッグはありません。 これは、レジストリに DebugInstall が存在しない場合の既定のサポートです

DebugInstall レジストリ値を設定した後は、デバッグするターゲット システムを再起動する必要はありません。 ただし、DebugInstall レジストリ値は、その次のデバイスのインストールを開始する前に設定する必要があり、値が 0 に設定されるまで、後続のデバイスのインストールごとに有効です。

注: ターゲット システムで、デバイスのインストールを デバッグする必要がなくなったら、必ず DebugInstall レジストリ値を 0 にリセット (または、値を削除) してください。