次の方法で共有


SRV_OPEN構造体

SRV_OPEN構造体は、サーバー上の特定のオープンを記述します。 アクセス権が一致する場合、複数のファイル オブジェクトとファイル オブジェクト拡張子 (FOBX) で同じSRV_OPEN構造を共有できます。 たとえば、ファイル ID が SMB 用に格納されている場所などです。 ファイル ID のリストは FCB に関連付けられています。 同様に、同じサーバー側のオープンを共有するすべてのファイル オブジェクト拡張子が一覧表示されます。 また、FCB の新しいオープンがサーバー側のオープン コンテキストを共有できるかどうかに関する情報が格納されます。

SRV_OPEN操作に影響するフラグ値は、次の 2 つのグループに分割されます。

  • ネットワーク ミニ リダイレクターに表示されるフラグ

  • RDBSS によって内部的に使用され、ネットワーク ミニ リダイレクターからは見えないプライベート フラグ

ネットワーク ミニ リダイレクターに表示されるフラグは、可能なSRV_OPEN フラグの下位 16 ビットで構成されます。 上位 16 ビットは、RDBSS によって内部的に使用するために予約されています。

SRV_OPEN構造体には、次のものが含まれます。

  • 署名と参照の数

  • FCB 構造体へのバックポイント

  • V_NET_ROOT構造体へのバックポイント (通常)

  • FOBX 構造体の一覧

  • アクセス権と折りたたみ状態

  • ネットワーク ミニ リダイレクターまたはSRV_OPEN構造体の作成者によって要求された追加のストレージ