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WSDBIT の概要

Web Services for Devices (WSD) API (WSDAPI) を使用すると、次の種類のメッセージ交換が可能になります。

  • DPWS デバイスの検出。

  • DPWS デバイスの説明。 これは メタデータ交換と呼ばれます。

  • DPWS サービスとの間で、サービス固有のメッセージをバイナリ添付ファイルと共に送信する。

  • DPWS サービスからイベントを購読して受信する。

次の図に示すように、WSDAPI 基本相互運用性ツール (WSDBIT) は WSDAPI を使用して DPWS メッセージを送受信します。 WSDBIT を使用して、クライアントで実行されている WSDAPI とデバイスで実行されている DPWS スタックの間の相互運用性をテストできます。

WSDAPI 基本相互運用性ツール (WSDBIT) とその関連コンポーネントを示す図。

相互運用性のシナリオは、前のメッセージ交換で使用されているプロトコルと共にメッセージ形式を確認することを目的としています。 シナリオはクライアントの観点から定義され、次のカテゴリに分類されます。

  • デバイスとサービスの検査 テストを行い、DPWS デバイスの検出とメタデータ交換を検証します。

  • Simple および Advanced Control は、サービス固有のメッセージをテストおよび検証します。

  • 添付ファイルはSOAP Message Transmission Optimization Mechanism (MTOM) 仕様で定義されているように、メッセージ添付ファイルをテストおよび検証します。

  • イベントングWeb サービス イベントング をテストして検証します。

  • セキュリティで保護された通信 には、上記のすべてのシナリオの要素が含まれます。

相互運用性テストの特定のニーズに応じて、デバイス、クライアント、またはその両方を実装できます。

テスト ケースのセクションを選択的に実装することもできます。 たとえば、デバイスとサービスの検査と、Simple と Advanced Control の相互運用性テスト ケースのみを実装できます。

手記 デバイスとサービスの検査の相互運用性テスト ケースは、他のテスト ケースで必要になるため、少なくとも実装する必要があります。