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.outmask (出力マスクの制御)

.アウトマスク command は、現在の出力マスクを制御します。

.outmask[-] [/l] Expression 
.outmask /a 
.outmask /d

パラメーター

Expression
マスクに追加するフラグを指定します。 表現 には、必要なフラグ ビットを指定する任意の ULONG 値を指定できます。 使用可能なフラグの一覧については、「解説」セクションの表を参照してください。

-
次のビットを削除します。 表現 マスクに追加するのではなく、マスクから指定します。

/l
ログ・ファイルの出力マスクの現行値を保持します。 含めない場合 /l, ログファイルの出力マスクは、通常の出力マスクと同じです。

/a
すべてのマスクフラグをアクティブにします。 このパラメータは .outmask 0xFFFFFFFF.

/d
出力マスクをデフォルト値に戻します。 このパラメータは .outmask 0x3F7.

Environment

項目 説明
モード ユーザー モード、カーネル モード
対象 ライブ、クラッシュ ダンプ
プラットフォーム すべて

解説

各出力マスク・フラグにより、デバッガは特定の出力をデバッガ・コマンド・ウィンドウに表示できます。 すべてのマスク フラグが設定されている場合は、すべての出力が表示されます。

出力マスク フラグは、デバッガの出力を読み取れない可能性があるため、注意して削除する必要があります。

次のフラグ値があります。

Value 既定の設定 説明

1

オン

通常の出力

2

オン

エラー出力

4

オン

警告

8

"オフ"

追加出力

0x10

オン

プロンプト出力

0x20

オン

プロンプトの前にダンプを登録する

0x40

オン

拡張機能の操作に固有の警告

0x80

オン

ターゲットからのデバッグ出力 (たとえば OutputDebugString or DbgPrint)

0x100

オン

ターゲットが期待するデバッグ入力 (たとえば DbgPrompt)

0x200

オン

シンボル メッセージ (たとえば !sym noisy)