デバッガーは、グローバル変数の名前を仮想アドレスとして解釈します。 そのため、「 仮想アドレスによるメモリへのアクセス 」で説明されているすべてのコマンドを使用して、グローバル変数の読み取りまたは書き込みを行うことができます。
また、?(式の評価) コマンドを使用して、任意のシンボルに関連付けられているアドレスを表示できます。
WinDbg では、[ウォッチ] ウィンドウを使用して、グローバル変数とローカル変数を表示および変更することもできます。 [ウォッチ] ウィンドウには、必要な変数の一覧を表示できます。 これらの変数には、任意の関数のグローバル変数とローカル変数を含めることができます。 ウォッチ ウィンドウには、現在の関数のスコープに一致する変数の値がいつでも表示されます。 これらの変数の値は、[ウォッチ] ウィンドウで変更することもできます。
[ウォッチ] ウィンドウを開くには、[表示] メニューから [ウォッチ] を選択します。 Alt キーを押しながら 2 キーを押すか、ツール バーの [ウォッチ ] ボタンをクリックすることもできます。
次のスクリーン ショットは、ウォッチ ウィンドウの例を示しています。
[ウォッチ] ウィンドウには 4 つの列を含めることができます。 [名前] 列と [値] 列は常に表示され、[種類] 列と [場所] 列は省略可能です。 [種類] 列と [場所] 列を表示するには、ツールバーの [タイプキャスト] ボタンと [場所] ボタンをそれぞれクリックします。