ページ ヒープ を有効にするフラグは、ページ ヒープの検証を有効にします。これにより、割り当て操作や空き操作を含む動的ヒープ メモリ操作が監視され、検証ツールでヒープ エラーが検出されたときにデバッガーが中断されます。
省略形 |
hpa |
16 進数の値 |
0x02000000 |
シンボリック名 |
FLG_HEAP_PAGE_ALLOCS |
宛先 |
システム全体のレジストリ エントリ、カーネル フラグ、イメージ ファイルのレジストリ エントリ |
コメント
このオプションを使用すると、イメージ ファイルに対して設定された場合はページ 全体のヒープ検証が有効になり、システム レジストリまたはカーネル フラグとして設定された場合は標準ページ ヒープ検証が有効になります。
ページ全体のヒープ検証 (/iの場合) は、各割り当ての最後に予約済み仮想メモリのゾーンを配置します。
標準ページ ヒープ検証 (/r または /kの場合) は、割り当ての最後にランダムなパターンを配置し、ヒープ ブロックが解放されたときのパターンを調べます。
イメージ ファイルに対してこのフラグを設定することは、コマンド ラインでイメージ ファイル gflags /p /enableImageFile/full を入力する場合と同じです。