BDC デザイナー、[BDC メソッドの詳細] ウィンドウ、BDC エクスプローラーを使用して、ビジネス データ接続 (BDC) モデルを設計できます。
BDC エクスプローラーを使用すると、モデルを参照したり、モデルを検索したり、型記述子を定義したりすることができます。
BDC デザイナー
BDC デザイナーを使用すると、モデル内でエンティティを定義したり、それらの相互の関係を視覚的に配置したりできます。 BDC デザイナーを使用して、次のタスクを実行します。
モデルにエンティティを追加する。
モデルからエンティティを削除する。
エンティティ間のリレーションシップを定義する。
BDC デザイナーを開くには、プロジェクトでモデル ファイルをダブルクリックするか、モデル ファイルのショートカット メニューを開き、[開く] を選択します。 ツールボックスからデザイナーにエンティティをドラッグまたはコピーして、エンティティをモデルに追加します。 2 つのエンティティ間の関連付けを作成するには、ツールボックスで関連付けコントロールを選択し、最初のエンティティを選択して、2 番目のエンティティを選択します。
[BDC メソッドの詳細] ウィンドウ
[BDC メソッドの詳細] ウィンドウを使用して、メソッドのパラメーター、インスタンス、およびフィルター記述子を定義します。
[BDC メソッドの詳細] ウィンドウで、Finder、Specific Finder、Creator、Updater、および Deleter メソッドをすばやく生成できます。 これらのメソッドの生成時に、Visual Studio によって、パラメーター、インスタンス、型記述子などのメタデータがメソッドに追加されます。 このメタデータは、特定のシナリオを満たすように変更できます。
[BDC メソッドの詳細] ウィンドウを開くには、メニュー バーで、[表示]>[その他のウィンドウ]>[BDC メソッドの詳細] の順に選択します。
[BDC メソッドの詳細] ウィンドウでメソッドを表示するには、BDC デザイナーでエンティティを選択します。 選択したエンティティのメソッドが、[BDC メソッドの詳細] ウィンドウに表示されます。 BDC デザイナーでエンティティを選択しなかった場合、[BDC メソッドの詳細] ウィンドウに情報は表示されません。
[BDC メソッドの詳細] ウィンドウでノードを展開または折りたたんで、パラメーター、インスタンス、およびフィルター記述子を定義します。 BDC エクスプローラーを使用して、型記述子を定義します。
BDC エクスプローラー
BDC エクスプローラーには、モデルを構成する要素が表示されます。 BDC エクスプローラーを開くには、メニュー バーで、[表示]>[その他のウィンドウ]>[BDC エクスプローラー] を選択します。 モデルを参照するには、BDC エクスプローラーでノードを展開します。 各ノードは、モデル ファイルの XML 内の要素を表します。
BDC エクスプローラーでノードを選択すると、選択した各ノードのプロパティがプロパティ ウィンドウに表示されます。 これらのプロパティの多くは、モデル ファイルの属性に対応しています。 BDC エクスプローラーの上部にある検索ボックスを使用して、モデルを検索できます。
Note
BDC エクスプローラーには、識別子、カスタム プロパティ、ローカライズされた文字列、関連付けグループ、アクション、フィルター記述子、アクション制御リスト、および既定のパラメーター値は表示されません。
型記述子の定義
BDC エクスプローラーを使用して、型記述子を定義します。 BDC エクスプローラーでは、型記述子を 1 回定義するだけで、モデル内の他の場所でその型記述子を再利用できます。 これを実現するには、型記述子をコピーし、他のパラメーターまたは型記述子に貼り付けます。
Note
元の型記述子を変更しても、その型記述子のコピーには影響しません。
詳細については、「方法: パラメーターの型記述子を定義する」を参照してください。