次の方法で共有


インポートされた名前空間を追加または削除する (Visual Basic)

名前空間をインポートすると、要素を完全に修飾することなく、コード内でその名前空間の要素を使用できます。 たとえば、Create クラスのSystem.Messaging.MessageQueue メソッドにアクセスする場合は、System.Messaging名前空間をインポートし、コードで必要な要素をMessageQueue.Createとして参照できます。

インポートされた名前空間は、プロジェクト デザイナー[参照] ページで管理されます。 このダイアログ ボックスで指定したインポートは、コンパイラ (/imports) に直接渡され、プロジェクト内のすべてのファイルに適用されます。 単一のソース コード ファイルで名前空間を使用するには、 Imports ステートメントを使用します。

インポートされた名前空間を追加するには

  1. ソリューション エクスプローラーで、プロジェクト ノードを右クリックし、[プロパティ] を選択するか、Alt キーを押+Enter キーを押します。

  2. プロジェクト デザイナーで、[参照] に移動します

  3. [インポートされた名前空間] ボックスの一覧で、追加する名前空間のチェック ボックスをオンにします。

    インポートするには、名前空間が参照されるコンポーネントに存在する必要があります。 名前空間が一覧に表示されない場合は、名前空間を含むコンポーネントへの参照を追加する必要があります。 詳細については、「プロジェクト内の参照の管理」を参照してください。

インポートされた名前空間を削除するには

  1. ソリューション エクスプローラーでプロジェクト ノードを右クリックし、[プロパティ] を選択するか、Alt キーを押+Enter キーを押します。

  2. プロジェクト デザイナーで、[参照] に移動します

  3. [インポートされた名前空間] ボックスの一覧で、削除する名前空間のチェック ボックスをオフにします。

ユーザーのインポート

ユーザー インポートを使用すると、名前空間全体ではなく、名前空間内の特定のクラスをインポートできます。 たとえば、アプリケーションに System.Diagnostics 名前空間のインポートがある場合、関心のある名前空間内の唯一のクラスは Debug クラスです。 Debugをユーザー インポートとして定義し、System.Diagnosticsのインポートを削除できます。

後で気が変わり、それが実際に必要な EventLog クラスであると判断した場合は、更新機能を使用してユーザーのインポートとして EventLog を入力し、 Debug を上書きできます。

ユーザー インポートを追加するには

  1. ソリューション エクスプローラーでプロジェクト ノードを右クリックし、[プロパティ] を選択するか、Alt キーを押+Enter キーを押します。

  2. プロジェクト デザイナーで、[参照] に移動します

  3. インポートされた名前空間の一覧の下のテキスト ボックスに、インポートする名前空間の完全な名前 (ルート名前空間を含む) を入力します。

  4. [ ユーザー インポートの追加 ] ボタンをクリックして、 インポートされた名前空間 の一覧に名前空間を追加します。

    名前空間がリストに既に含まれている名前空間と一致する場合、[ ユーザーインポートの追加] ボタンは無効になります。インポートを 2 回追加することはできません。

ユーザー インポートを更新するには

  1. ソリューション エクスプローラーでプロジェクト ノードを右クリックし、[プロパティ] を選択するか、Alt キーを押+Enter キーを押します。

  2. プロジェクト デザイナーで、[参照] に移動します

  3. [インポートされた名前空間] ボックスの一覧で、変更する名前空間を選択します。

  4. [インポートされた名前空間] リストの下のテキスト ボックスに、新しい名前空間の名前を入力します。

  5. [ ユーザー インポートの更新 ] ボタンをクリックして、インポートされた名前空間の一覧の 名前空間を 更新します。

プロジェクト ファイル内

プロジェクト デザイナーで変更を行うと、プロジェクト ファイルが更新され、変更が反映されます。 インポートされた名前空間は、次のコードに示すようにプロジェクト ファイルに表示されます。

  <ItemGroup>
    <Import Include="System.Collections.Specialized" />
    <Import Include="System.ComponentModel" />
    <Import Include="System.Web" />
    <Import Include="System.Windows.Markup" />
    <Import Include="System.Xml" />
  </ItemGroup>