[ すべての参照の検索 ] コマンドを使用すると、コードベース全体で特定のコード要素が参照される場所を特定できます。 [ すべての参照の検索 ] コマンドは、参照を検索する要素のコンテキスト (右クリック) メニューで使用できます。 要素を選択し、 Shift+F12 を選択することもできます。
結果は、<element> 参照という名前のツール ウィンドウに表示されます。要素は、検索するアイテムの名前です。 参照ウィンドウのツール バーを使用すると、次のことが可能になります。
- ドロップダウン リストを使用して、検索範囲を変更します。 開いているドキュメントまたは変更されたドキュメントでのみ検索を選択できます。 ソリューション全体に関して、検索の範囲を増減できます。
- [コピー] ボタンを選択して、選択した参照先アイテムを コピー します。 選択したすべての行のすべての列のすべての値がクリップボードにコピーされ、その前に列見出しが付けられます。 この形式はスプレッドシートに簡単に貼り付けることができます。
- ボタンを選択してリスト内の次または前の場所に移動するか、 F8 キーと Shift キーを押しながら F8 キーを押して選択します。
- [すべてのフィルターのクリア] ボタンを選択して、返された結果の フィルター を削除します。
- 返された項目をグループ化する方法を変更するには、[グループ化] ドロップダウン リストで設定を選択します。
- [ 結果の保持 ] ボタンを選択して、現在の検索結果ウィンドウを保持します。 このボタンを選択すると、現在の検索結果がウィンドウに表示されます。 新しいツール ウィンドウに新しい検索結果が表示されます。
- リスト ビューを使用して、ツリー ビューとプレーン テキスト リストを切り替えます。 プレーン テキスト リストでは、一部の機能が無効になっています。
- [すべての参照の検索] ボックスにテキストを入力して、検索結果内の文字列 を検索 します。
また、検索結果の上にマウス ポインターを置くと、周囲のコードのコンテキストで参照が表示されます。
参照に移動する
次のメソッドを使用して、参照ウィンドウ内の参照に移動できます。
- 参照を選択し、 Enter キーを押すか、参照をダブルクリックしてコード内で参照に移動します。
- 参照の右クリック メニューで、[ 前の場所に移動 ] または [次の 場所に移動 ] コマンドを選択します。
- 上方向キーと下方向キーを使用します。
参照グループの変更
既定では、参照はプロジェクトごとにグループ化され、定義によってグループ化されます。 ただし、ツールバーの [グループ化 ] ドロップダウン リスト の設定を変更することで、このグループ化の順序を変更できます。 この設定は、既定の「プロジェクト、次に定義」から、「定義、次にプロジェクト」に変更できます。 その他のグループ化順序の設定も使用できます。
定義 と プロジェクト は 2 つの既定のグループ化で使用されますが、選択した項目の右クリック メニューの [グループ化 ] コマンドを選択して他のグループを追加できます。 ソリューションに多数のファイルとパスがある場合は、さらにグループ化を追加すると便利です。
グループ化は、プレーン テキスト リストでは使用できません。
.NET で参照型でフィルター処理する
C# または Visual Basic の [ 参照の検索 ] ウィンドウには、検出された参照の種類を一覧表示する [種類 ] 列があります。 この列を使用して、参照型でフィルター処理できます。 列ヘッダーにカーソルを合わせると表示されるフィルター アイコンを選択します。 参照は、読み取り、書き込み、参照、名前、名前空間、および型でフィルター処理できますが、現在の結果セットに関連するフィルターのみが表示されます。
フィルターまたはフィルター セットを適用した後は、[すべてのフィルターを クリア ] ボタンを使用して簡単に削除できます。
プレビュー動作をカスタマイズする
ファイルをエディターで参照が発生する場所で開くかどうかを設定できます。 上部のメニュー バーで、 ツール>オプション>Environment>Tabs および Windows を選択します。 次に、[ プレビュー タブ] セクションで、[ プレビュー] タブで [新しいファイルを開くことを許可する] チェック ボックスをオンにした場合は、[ 結果の検索] で選択したファイルをプレビュー する] チェック ボックスをオンまたはオフにできます。 このチェック ボックスをオンにすると、参照が発生する場所のエディターでファイルが開きます。 このチェック ボックスをオフにすると、ファイルは、 明示的に Enter キーを押すか、行をダブルクリックした場合にのみ開かれます。