この関数では、前のチェックアウト操作を元に戻します。これで、選択したファイルのコンテンツがチェックアウト前の状態に復元されます。 チェックアウト後にファイルに加えられた変更はすべて失われます。
構文
SCCRTN SccUncheckout (
LPVOID pvContext,
HWND hWnd,
LONG nFiles,
LPCSTR* lpFileNames,
LONG fOptions,
LPCMDOPTS pvOptions
);
パラメーター
pvContext
[入力] ソース管理プラグインのコンテキスト構造体。
hWnd
[入力] ソース管理プラグインが、提供するすべてのダイアログ ボックスの親として使用できる IDE ウィンドウへのハンドル。
nFiles
[入力] lpFileNames
配列で指定されているファイルの数。
lpFileNames
[入力] チェックアウトを元に戻すファイルの完全修飾ローカル パス名の配列。
fOptions
[入力] コマンド フラグ (使用されません)。
pvOptions
[入力] ソース管理プラグイン固有のオプション。
戻り値
この関数のソース管理プラグインの実装では、次のいずれかの値が返されることが予期されています。
Value | 説明 |
---|---|
SCC_OK | チェックアウトが正常に元に戻されました。 |
SCC_E_FILENOTCONTROLLED | 選択したファイルはソース コード管理下にありません。 |
SCC_E_ACCESSFAILURE | ソース管理システムへのアクセス中に問題が発生しました。ネットワークまたは競合の問題である可能性があります。 再試行することをお勧めします。 |
SCC_E_NONSPECIFICERROR | 不特定のエラーです。 チェックアウトを元に戻すことができませんでした。 |
SCC_E_NOTCHECKEDOUT | ユーザーは、ファイルをチェックアウトしていません。 |
SCC_E_NOTAUTHORIZED | ユーザーには、この操作の実行が許可されていません。 |
SCC_E_PROJNOTOPEN | プロジェクトがソース管理から開かれていません。 |
SCC_I_OPERATIONCANCELED | 操作は完了前にキャンセルされました。 |
解説
この操作の後、チェックアウトを元に戻す操作が実行されたファイルの SCC_STATUS_CHECKEDOUT
と SCC_STATUS_MODIFIED
フラグは両方ともクリアされます。