この関数は、ソース管理の管理ツールを呼び出します。
構文
SCCRTN SccRunScc(
LPVOID pvContext,
HWND hWnd,
LONG nFiles,
LPCSTR* lpFileNames
);
パラメーター
pvContext
[入力] ソース管理プラグインのコンテキスト構造体。
hWnd
[入力] ソース管理プラグインが、提供するすべてのダイアログ ボックスの親として使用できる IDE ウィンドウへのハンドル。
nFiles
[入力] lpFileNames
配列で指定されているファイルの数。
lpFileNames
[入力] 選択されたファイル名の配列。
戻り値
この関数のソース管理プラグインの実装では、次のいずれかの値が返されることが予期されています。
Value | 説明 |
---|---|
SCC_OK | ソース管理の管理ツールが正常に呼び出されました。 |
SCC_I_OPERATIONCANCELED | 操作は取り消されました。 |
SCC_E_INITIALIZEFAILED | ソース管理システムを初期化できませんでした。 |
SCC_E_ACCESSFAILURE | ソース管理システムへのアクセス中に問題が発生しました。ネットワークまたは競合の問題である可能性があります。 |
SCC_E_CONNECTIONFAILURE | ソース管理システムに接続できませんでした。 |
SCC_E_FILENOTCONTROLLED | 選択したファイルはソース コード管理されていません。 |
SCC_E_NONSPECIFICERROR | 不特定のエラーです。 |
解説
この関数を使用すると、呼び出し元は、外部管理ツールを通じてソース管理システムのすべての機能にアクセスできます。 ソース管理システムにユーザー インターフェイスがない場合、ソース管理プラグインでは、必要な管理機能を実行するためのインターフェイスを実装できます。
この関数は、現在選択されているファイルの数およびファイル名の配列を使用して呼び出されます。 管理ツールでサポートされている場合は、ファイルの一覧を使用して、管理インターフェイスでファイルを事前に選択できます。それ以外の場合、リストは無視できます。
通常、この関数は、ユーザーが [<ソース管理サーバー>を起動] を [ファイル] -> [ソース管理] メニューから選択したときに呼び出されます。 この起動メニュー オプションは、レジストリ エントリを設定することによって、常に無効にしたり非表示にしたりすることができます。 詳細については、「方法: ソース管理プラグインをインストールする」を参照してください。 この関数は、SccInitialize が SCC_CAP_RUNSCC
機能ビットを返す場合にのみ呼び出されます (これらの機能ビットの詳細については、「機能フラグ」を参照してください)。