このインターフェイスによって DEBUG_REFERENCE_INFO 構造体が列挙されます。
構文
IEnumDebugReferenceInfo2 : IUnknown
実装側の注意
デバッグ エンジン (DE) では、メモリ内のオブジェクトへの参照のサポートの一部として、このインターフェイスを実装します。 このインターフェイスは、参照がサポートされている場合にのみ実装する必要があります。
呼び出し元に関する注意事項
Visual Studio では、このインターフェイスを取得するために EnumChildren を呼び出します。
Vtable 順序のメソッド
次の表に、IEnumDebugReferenceInfo2
のメソッドを示します。
メソッド | 説明 |
---|---|
次へ | 列挙型シーケンス内の指定された数の DEBUG_REFERENCE_INFO 構造体を取得します。 |
Skip | 列挙型シーケンス内の指定された数の DEBUG_REFERENCE_INFO 構造体をスキップします。 |
リセット | 列挙シーケンスを先頭にリセットします。 |
複製 | 現在の列挙子と同じ列挙状態を含む列挙子を作成します。 |
GetCount | 列挙子内の DEBUG_REFERENCE_INFO 構造体の数を取得します。 |
解説
参照は基本的には型とアドレスですが、プロパティは名前、型、アドレスです。 参照は、参照されるオブジェクトがメモリ内に存在する限り保持されます。 詳細については、「IDebugReference2」を参照してください。
要件
ヘッダー: msdbg.h
名前空間: Microsoft.VisualStudio.Debugger.Interop
アセンブリ: Microsoft.VisualStudio.Debugger.Interop.dll