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IDebugPendingBreakpoint2::Virtualize

この保留中のブレークポイントの仮想化状態を切り替えます。 保留中のブレークポイントが仮想化されると、新しいコードがプログラムに読み込まれるたびに、デバッグ エンジンによってブレークポイントのバインドが試みられます。

構文

HRESULT Virtualize(
    BOOL fVirtualize
);

int Virtualize(
    int fVirtualize
);

パラメーター

fVirtualize
[入力] 保留中のブレークポイントを仮想化する場合は 0 以外 (TRUE) に設定し、仮想化を無効にする場合は 0 (FALSE) に設定します。

戻り値

成功した場合は、S_OK を返します。それ以外の場合は、エラー コードを返します。 ブレークポイントが削除されている場合は、E_BP_DELETED を返します。

解説

仮想化されたブレークポイントは、コードが読み込まれるたびにバインドされます。

例

次の例は、IDebugPendingBreakpoint2 インターフェイスを公開するシンプルな CPendingBreakpoint オブジェクトに対してこのメソッドを実装する方法を示しています。

HRESULT CPendingBreakpoint::Virtualize(BOOL fVirtualize)
{
    HRESULT hr;

    // Verify that the pending breakpoint has not been deleted. If deleted,
    // then return hr = E_BP_DELETED.
    if (m_state.state != PBPS_DELETED)
    {
        if (fVirtualize)
        {
            // Set the PBPSF_VIRTUALIZED flag in the PENDING_BP_STATE_FLAGS
            // structure.
            SetFlag(m_state.flags, PBPSF_VIRTUALIZED);
        }
        else
        {
            // Clear the PBPSF_VIRTUALIZED flag in the PENDING_BP_STATE_FLAGS
            // structure.
            ClearFlag(m_state.flags, PBPSF_VIRTUALIZED);
        }
        hr = S_OK;
    }
    else
    {
        hr = E_BP_DELETED;
    }

    return hr;
}

関連項目