このインターフェイスでは、ユーザーに報告されるエラー メッセージを指定します。
構文
IDebugErrorEvent2 : IUnknown
実装側の注意
デバッグ エンジン (DE) では、エラーを人間が判読できるメッセージとして報告するために、このインターフェイスを実装します。 IDebugEvent2 インターフェイスを、このインターフェイスと同じオブジェクトに実装する必要があります。 IDebugEvent2 インターフェイスにアクセスするために SDM によって QueryInterface が使用されます。
呼び出し元に関する注意事項
DE では、エラーを報告するために、このイベント オブジェクトを作成して送信します。 このイベントは、SDM がデバッグ対象のプログラムにアタッチされたときに提供される IDebugEventCallback2 コールバック関数を使用して送信されます。
Vtable 順序のメソッド
このインターフェイスには、次のメソッドが実装されています。
| メソッド | 説明 |
|---|---|
GetErrorMessage |
エラーを人間が判読できる文字列として返します。 |
解説
デバッグ エンジンでエラーが検出された場合、このインターフェイスを使用して、Visual Studio を介してユーザーにメッセージを報告できます。
要件
ヘッダー: msdbg.h
名前空間: Microsoft.VisualStudio.Debugger.Interop
アセンブリ: Microsoft.VisualStudio.Debugger.Interop.dll