Visual Studio でデバッガー変数ウィンドウにデータ型を表示する方法をカスタマイズできます。
属性
C#、Visual Basic、F#、C++ (C++/CLI コードのみ) では、DebuggerDisplayAttribute、DebuggerTypeProxyAttribute、および DebuggerBrowsableAttributeを使用してカスタム データの拡張を追加できます。
.NET Framework 2.0 コードでは、Visual Basic は DebuggerBrowsable 属性をサポートしていません。 この制限は、より新しいバージョンの .NET では削除されます。
ビジュアライザー
.NET 型のビジュアライザーを作成するには、次の 2 つのオプションがあります。
- VisualStudio.Extensibility SDK の使用: Visual Studio 2022 バージョン 17.9 以降では、Visual Studio には、特に単純な拡張機能のインストール、新しいバージョンの .NET を対象とする機能を提供するカスタム ビジュアライザーを作成する新しい方法が用意されています。 このオプションは、ビジュアライザーと視覚化された型が一緒に出荷される必要がある場合や、以前のバージョンの Visual Studio をサポートする必要がある場合を除き、推奨される API です。 詳細については、「Visual Studio デバッガー ビジュアライザー作成する」を参照してください。
- Microsoft.VisualStudio.DebuggerVisualizers.DialogDebuggerVisualizer の使用: この方法の詳細については、「カスタム ビジュアライザー を参照してください。
手記
C/C++ オブジェクトのビジュアライザーを作成するには、Natvis ドキュメント内の UIVisualizer 要素 参照してください。 また、C/C++ カスタム ビジュアライザーのサンプル または SQLite ネイティブ デバッガー ビジュアライザー サンプルを参照してください。
関連コンテンツ
- DebuggerDisplay 属性 を使用して表示する内容をデバッガーに通知する
- DebuggerTypeProxy 属性 を使用して表示する種類をデバッガーに伝える
- ウォッチウィンドウとクイックウォッチウィンドウ
- デバッグの強化:デバッガー表示属性 を使用する