Cosmos DB のリンク サービスを作成する

完了

分析ストアをサポートする Azure Cosmos DB コンテナーがある場合、それに接続するリンク サービスを Azure Synapse Analytics ワークスペース内に作成できます。

Azure Cosmos DB 分析データ ストアにリンクされたサービスを作成するには、Azure Synapse Studio を使用し、次に示すように [外部データへの接続] オプションを選択して[データ] ページにリンクされたサービスを追加します。

[外部データへの接続] ページを示す Azure Synapse Studio のスクリーンショット。

リンク サービスの作成手順を完了したら、Azure Cosmos DB アカウントの種類を選び、リンク サービスにわかりやすい名前を割り当て、Azure Cosmos DB データベースへの接続に必要な情報を指定します。

Azure Cosmos DB データベースに接続するには、次の認証オプションのいずれかを使用できます。

  • アカウント キー: Cosmos DB アカウントの認証キーを指定します。
  • サービス プリンシパル: Azure Synapse Analytics サービスの ID を使用します。
  • システム割り当てマネージド ID: システム割り当てマネージド ID を使用します。
  • ユーザー マネージド ID: ユーザー定義のマネージド ID を使用します。

ヒント

Microsoft Entra ID でのマネージド ID の使用の詳細については、「Azure リソースのマネージド ID とは」を参照してください。

リンクされたサービスを作成すると、次に示すように、Azure Cosmos DB データベースとそのコンテナーが Azure Synapse Studio の [データ ] ページに表示されます。

Azure Cosmos DB のリンクされたサービスを含む [データ] ページを示す Azure Synapse Studio のスクリーンショット。

ユーザー インターフェイスでは、次のアイコンを使って、分析ストアをサポートするコンテナーとしていないコンテナーが区別されます。

分析ストアが有効 分析ストアが有効になっていない
連動する四角形と横棒グラフを示すアイコン。 連動する四角形を示すアイコン。横棒グラフは表示されません。

分析ストアがないコンテナーに対してクエリを実行することはできますが、分析クエリのオーバーヘッドを運用データ ストアからオフロードする HTAP ソリューションの恩恵を受けることはできません。