出力バインディングを使用してデータを書き込む

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入力バインディングと同様に、複数の種類の出力バインディングがあります。 ただし、すべての種類のバインディングが入力と出力の両方をサポートしているわけではありません。 データを送信または保存するときは、常にバインディングを使います。 出力バインディングをサポートする種類と、それらをどのような場合に使用するのかを見ていきましょう。

出力バインディングの種類

  • Blob Storage: BLOB 出力バインドを使用して BLOB を書き込むことができます。

  • Azure Cosmos DB: Azure Cosmos DB 出力バインドを使用すると、SQL API を使用して Azure Cosmos DB データベースに新しいドキュメントを記述できます。

  • Event Hubs: Event Hubs 出力バインドでは、イベント ストリームにイベントを書き込みます。 イベント ハブにイベントを書き込むには、"送信" アクセス許可が必要です。

  • HTTP: HTTP 出力バインドを使用して、HTTP 要求の送信者に応答します。 このバインディングには、HTTP トリガーが必要です。このバインディングを使用すると、トリガーの要求に関連付けられている応答をカスタマイズできます。 Webhook への接続にも使用できます。

  • Microsoft Graph: Microsoft Graph の出力バインドを使用すると、OneDrive のファイルへの書き込み、Excel データの変更、Outlook 経由での電子メールの送信を行うことができます。

  • Mobile Apps: Mobile Apps 出力バインドは、Mobile Apps テーブルに新しいレコードを書き込みます。

  • Notification Hubs: Notification Hubs 出力バインドを使用してプッシュ通知を送信できます。

  • Queue Storage: Azure Queue Storage の出力バインドを使用して、キューにメッセージを書き込みます。

  • SendGrid: SendGrid バインドを使用して電子メールを送信します。

  • Service Bus: Azure Service Bus 出力バインドを使用して、キューまたはトピック メッセージを送信します。

  • Table Storage: Azure Table Storage 出力バインドを使用して、Azure Storage アカウント内のテーブルに書き込みます。

  • Twilio: Twilio でテキスト メッセージを送信します。

バインディングを出力として作成するには、directionout として定義する必要があります。 パラメーターはバインディングの種類によって異なる場合があります。

入力バインディングと出力バインディングを組み合わせる

1 つの関数に複数のバインドを適用できるため、入力バインディングと出力バインディングの両方を定義できます。 入力と出力のバインディングを同じ種類のバインディングにすることもできます。