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データベース メール外部プログラム

適用対象:SQL ServerAzure SQL Managed Instance

SQL Server インストールのDatabaseMail.exeにあるデータベース メールの外部実行可能ファイルは\MSSQL\Binn directoryです。 データベース メールでは、処理する電子メール メッセージがあるときに、Service Broker のアクティブ化を使用して外部プログラムが起動されます。 次に、データベース メールによって外部プログラムの 1 つのインスタンスが開始されます。 外部プログラムは、SQL Server のサービス アカウントのセキュリティ コンテキストで実行されます。

データベース メール外部プログラムの概念

外部プログラムが開始されるときに、プログラムによって Windows 認証を使用して SQL Server への接続が行われ、電子メール メッセージの処理が開始されます。 指定されたタイムアウト期間内に送信するメッセージがなくなると、プログラムが終了します。 データベース メール構成ウィザードまたはデータベース メール ストアド プロシージャのいずれかを使用して、プログラムが終了するまでの時間を構成できます。 詳細については、sysmail_configure_sp (Transact-SQL) のサービス アカウントのセキュリティ コンテキストで実行されます。

外部プログラムは、 msdb システム データベースのシステム テーブルに情報を格納します。 外部プログラムが SQL Server と通信できない場合、プログラムはエラーを Microsoft Windows アプリケーション イベント ログに記録します。 データベース メール構成ウィザード[システム パラメーターの構成] ダイアログ ボックスでログのレベルを [詳細]に設定している場合、詳細なメッセージ ログが記録されます。

効率を高める目的で、外部プログラムはアカウントとプロファイル情報をキャッシュします。 そのため、アカウントとプロファイルに対する構成の変更が、数分間外部プログラムに反映されない場合があります。

データベース メール外部プログラムを構成する

構成タスク トピック
外部プログラムが終了するまでの実行時間を指定します。 sysmail_configure_sp (Transact-SQL)