適用対象: 
Azure Data CLI (azdata)
以下の記事では、azdata ツールの sql コマンドに関するリファレンスを提供します。 他の azdata コマンドの詳細については、azdata リファレンスに関するページを参照してください。
コマンド
| command | 説明 |
|---|---|
| azdata bdc hdfs mount create | HDFS 内にリモート ストアのマウントを作成します。 |
| azdata bdc hdfs mount delete | HDFS 内のリモート ストアのマウントを削除します。 |
| azdata bdc hdfs mount status | マウントの状態。 |
| azdata bdc hdfs mount refresh | HDFS 内のマウントの内容を更新します。 |
azdata bdc hdfs mount create
HDFS 内にリモート ストアのマウントを作成します。 リモート ストアにアクセスするための資格情報が存在する場合、それは環境変数 MOUNT_CREDENTIALS を使って、キーと値のペアのコンマ区切りリストとして指定する必要があります。 キーや値に含まれているコンマは、すべてエスケープする必要があります。
azdata bdc hdfs mount create --remote-uri -r
--mount-path -m
例
ADLS Gen 2 アカウント "adlsv2example" のコンテナー "data" を、HDFS パス /mounts/adlsv2/data に、共有キーを使ってマウントする場合
Set the MOUNT_CREDENTIALS environment variable as "fs.azure.abfs.account.name=<your-storage-account-name>.dfs.core.windows.net,fs.azure.account.key.<your-storage-account-name>.dfs.core.windows.net=<storage-account-access-key>".
azdata bdc hdfs mount create --remote-uri abfs://data@adlsv2example.dfs.core.windows.net/
--mount-path /mounts/adlsv2/data
リモートの HDFS BDC (hdfs://namenode1:8080/) を、ローカルの HDFS パス /mounts/hdfs/ にマウントする場合
azdata bdc hdfs mount create --remote-uri hdfs://namenode1:8080/ --mount-path /mounts/hdfs/
必須のパラメーター
--remote-uri -r
マウントされるリモート ストアの URI (マウントのソース)。
--mount-path -m
マウントを作成する HDFS パス (マウント先)。
グローバル引数
--debug
すべてのデバッグ ログを表示するようにログの詳細レベルを上げます。
--help -h
このヘルプ メッセージを表示して終了します。
--output -o
出力形式。 使用できる値: json、jsonc、table、tsv。 既定値: json。
--query -q
JMESPath クエリ文字列。 詳細と例については、http://jmespath.org/ をご覧ください。
--verbose
ログの詳細レベルを上げます。 詳細なデバッグ ログを表示するには --debug を使います。
azdata bdc hdfs mount delete
HDFS 内のリモート ストアのマウントを削除します。
azdata bdc hdfs mount delete --mount-path -m
例
ADLS Gen 2 ストレージ アカウントの /mounts/adlsv2/data で作成されたマウントを削除します。
azdata bdc hdfs mount delete --mount-path /mounts/adlsv2/data
必須パラメーター
--mount-path -m
削除する必要があるマウントに対応する HDFS パス。
グローバル引数
--debug
すべてのデバッグ ログを表示するようにログの詳細レベルを上げます。
--help -h
このヘルプ メッセージを表示して終了します。
--output -o
出力形式。 使用できる値: json、jsonc、table、tsv。 既定値: json。
--query -q
JMESPath クエリ文字列。 詳細と例については、http://jmespath.org/ をご覧ください。
--verbose
ログの詳細レベルを上げます。 詳細なデバッグ ログを表示するには --debug を使います。
azdata bdc hdfs mount status
マウントの状態。
azdata bdc hdfs mount status [--mount-path -m]
例
パスによってマウントの状態を取得します
azdata bdc hdfs mount status --mount-path /mounts/hdfs
すべてのマウントの状態を取得します。
azdata bdc hdfs mount status
省略可能なパラメーター
--mount-path -m
マウントのパス。
グローバル引数
--debug
すべてのデバッグ ログを表示するようにログの詳細レベルを上げます。
--help -h
このヘルプ メッセージを表示して終了します。
--output -o
出力形式。 使用できる値: json、jsonc、table、tsv。 既定値: json。
--query -q
JMESPath クエリ文字列。 詳細と例については、http://jmespath.org/ をご覧ください。
--verbose
ログの詳細レベルを上げます。 詳細なデバッグ ログを表示するには --debug を使います。
azdata bdc hdfs mount refresh
HDFS 内のマウントの内容を更新します。
azdata bdc hdfs mount refresh --mount-path -m
例
/mounts/adlsv2/data に作成されたマウントを更新します。
azdata bdc hdfs mount refresh --mount-path /mounts/adlsv2/data
必須のパラメーター
--mount-path -m
更新する必要があるマウントに対応する HDFS パス。
グローバル引数
--debug
すべてのデバッグ ログを表示するようにログの詳細レベルを上げます。
--help -h
このヘルプ メッセージを表示して終了します。
--output -o
出力形式。 使用できる値: json、jsonc、table、tsv。 既定値: json。
--query -q
JMESPath クエリ文字列。 詳細と例については、http://jmespath.org/ をご覧ください。
--verbose
ログの詳細レベルを上げます。 詳細なデバッグ ログを表示するには --debug を使います。
次のステップ
他の azdata コマンドの詳細については、azdata リファレンスに関するページを参照してください。
azdata ツールをインストールする方法の詳細については、「azdata のインストール」を参照してください。