SharePoint Framework (SPFx) 拡張機能を使用して、SharePoint のユーザー エクスペリエンスを拡張できます。 SPFx 拡張機能を使用すると、通知領域、ツール バー、リスト データ ビュー、フォームなど、SharePoint エクスペリエンスのより多くのファセットをカスタマイズできます。 SPFx 拡張機能は、すべての Microsoft 365 サブスクリプションで本番環境用に使用できます。
SPFx 拡張機能を使用すると、クライアント側の開発に使い慣れた SPFx ツールとライブラリを使用しながら、モダン ページとドキュメント ライブラリ内で SharePoint ユーザー エクスペリエンスを拡張できます。 具体的には、SPFx には 4 つの拡張機能の種類が含まれています。
- アプリケーション カスタマイザー: ページにスクリプトを追加したり、既知の HTML 要素のプレースホルダーにアクセスしてカスタム レンダリングで拡張したりします。
- フィールド カスタマイザー: 変更したビューをリスト内のフィールドのデータに提供します。
- Command Sets: SharePoint コマンド サーフェスを拡張して新しいアクションを追加し、動作を実装するために使用できるクライアント側のコードを提供します。
- フォーム カスタマイザー: コンポーネントをコンテンツ タイプ に関連付けることにより、リストとライブラリの既定の新しいフォーム エクスペリエンスを関連付け、オーバーライドし、リストとライブラリのフォーム エクスペリエンスをカスタム フォームに関連付けて表示する方法を提供します。
AngularやReactなどの一般的なスクリプト フレームワークと共に拡張機能を構築したり、プレーンな JavaScript プロジェクトに対して拡張機能を構築したりできます。 たとえば、office UI Fabric React のコンポーネントと共にReactを使用して、Microsoft 365 で使用されているのと同じコンポーネントに基づいてエクスペリエンスを作成できます。