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CRegKey::SetKeySecurity

レジストリ キーのセキュリティを設定します。

LONG SetKeySecurity(
   SECURITY_INFORMATION si,
   PSECURITY_DESCRIPTOR psd 
) throw( );

パラメーター

  • si
    設定するセキュリティ記述子のコンポーネントを指定します。 次の値を組み合わせて指定できます。

    説明

    DACL_SECURITY_INFORMATION

    キーの随意アクセス制御リスト (DACL: Discretionary Access-Control List) を設定します。 キーが WRITE_DAC アクセスを持っているか、呼び出しプロセスがオブジェクトのオーナーである必要があります。

    GROUP_SECURITY_INFORMATION

    キーのプライマリ グループ セキュリティ識別子 (SID: Security Identifier) を設定します。 キーが WRITE_OWNER アクセスを持っているか、呼び出しプロセスがオブジェクトのオーナーである必要があります。

    OWNER_SECURITY_INFORMATION

    キーのオーナー SID を設定します。 キーが WRITE_OWNER アクセスを持っているか、または呼び出しプロセスがオブジェクトのオーナーであるか、SE_TAKE_OWNERSHIP_NAME 権限が有効になっている必要があります。

    SACL_SECURITY_INFORMATION

    キーのシステム アクセス制御リスト (SACL: System Access-Control List) を設定します。 キーが ACCESS_SYSTEM_SECURITY アクセスを持っている必要があります。 このアクセスを取得するには、呼び出し元の現在のアクセス トークンで SE_SECURITY_NAME privilegeを有効にし、ACCESS_SYSTEM_SECURITY アクセスのハンドルを開いてからこの権限を無効にします。

  • psd
    指定されたキーに設定するセキュリティ属性を指定する SECURITY_DESCRIPTOR 構造体へのポインター。

戻り値

メソッドが成功した場合の戻り値は ERROR_SUCCESS です。 メソッドが失敗した場合は、WINERROR.H で定義された 0 以外のエラー コードが返されます。

解説

キーのセキュリティ属性を設定します。 詳細については、「RegSetKeySecurity」を参照してください。

必要条件

**ヘッダー:**atlbase.h

参照

参照

CRegKey クラス

CRegKey::GetKeySecurity

その他の技術情報

CRegKey のメンバー