omp_set_num_threads または num_threads でオーバーライドされていない限り、並列領域内の最大スレッド数を設定します。
set OMP_NUM_THREADS[=num]
解説
指定項目
- num
並列領域内の最大スレッド数。Visual C++ 実装では 64 まで指定できます。
解説
OMP_NUM_THREADS 環境変数は、omp_set_num_threads 関数または num_threads でオーバーライドできます。
OpenMP 規格の Visual C++ 実装では num の既定値は、ハイパースレッド CPU を含む仮想プロセッサの数になります。
詳細については、「4.2 OMP_NUM_THREADS」を参照してください。
使用例
次のコマンドは OMP_NUM_THREADS 環境変数を 16 に設定します。
set OMP_NUM_THREADS=16
次のコマンドは、OMP_NUM_THREADS 環境変数の現在の設定を表示します。
set OMP_NUM_THREADS