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方法: アプリケーションの起動時または終了時にコードを実行する (Visual Basic)

Visual Basic アプリケーション モデルに用意されているイベントを使用して、アプリケーションが起動または終了するときにコードを実行します。 アプリケーションのイベント ハンドラーのコードには、プロジェクト デザイナーでアクセスできます。

注意

Visual Basic アプリケーション モデルは、Windows フォーム アプリケーションでのみ使用できます。 詳細については、「Visual Basic アプリケーション モデルの概要」を参照してください。

注意

お使いのマシンで、Visual Studio ユーザー インターフェイスの一部の要素の名前や場所が、次の手順とは異なる場合があります。 これらの要素は、使用している Visual Studio のエディションや独自の設定によって決まります。 詳細については、「Visual Studio の設定」を参照してください。

アプリケーションのイベント ハンドラー コードにアクセスするには

  1. ソリューション エクスプローラーでプロジェクトを選択します。 [プロジェクト] メニューの [プロパティ] をクリックします。

  2. [アプリケーション] タブをクリックします。

  3. [アプリケーション イベントの表示] をクリックしてコード エディターを開きます。

    ApplicationEvents.vb ファイルが開かれます。

アプリケーションの起動時にコードを実行するには

  1. コード エディターで ApplicationEvents.vb ファイルを開きます。 [全般] メニューの [MyApplication イベント] をクリックします。

  2. [宣言] メニューの [スタートアップ] をクリックします。

    アプリケーションでは、メイン アプリケーションの実行前に Startup イベントが発生します。

  3. 単一インスタンス アプリケーションの場合には、二重起動の処理をすることができます。 それには、[全般] メニューの [MyApplication イベント] をクリックします。

  4. [宣言] メニューの [StartupNextInstance] をクリックします。

    単一インスタンス アプリケーションの場合、同じアプリケーションのインスタンスが二重起動されたときに、最初のインスタンスで StartupNextInstance イベントが発生します。 二重起動されたインスタンス自身は、イベントは発生せずに閉じます。

アプリケーションの終了時にコードを実行するには

  1. コード エディターで ApplicationEvents.vb ファイルを開きます。 [全般] メニューの [MyApplication イベント] をクリックします。

  2. [宣言] メニューの [シャットダウン] をクリックします。

    アプリケーションでは、メイン アプリケーションが実行された後、終了される前の段階で、Shutdown イベントが発生します。

  3. [全般] メニューの [MyApplication イベント] をクリックします。

  4. [宣言] メニューの [UnhandledException] をクリックします。

    アプリケーションは未処理の例外を検出すると UnhandledException イベントを発生させます。 UnhandledException イベントの後では Shutdown イベントは発生しないので、Shutdown ハンドラーで呼び出すのと同じ終了処理のコードを UnhandledException ハンドラーで呼び出すことができます。

参照

処理手順

方法 : アプリケーション イベントを処理する (Visual Basic)

概念

Visual Basic アプリケーション モデルの概要