コントロールを実行して、そのウィンドウを表示します。ただし、コントロールのユーザー インターフェイスは表示しません。
HRESULT DoVerbInPlaceActivate(
LPCRECT prcPosRect,
HWND /* hwndParent */
);
パラメーター
prcPosRec
[入力] コンテナーがコントロールを描画する四角形領域へのポインター。hwndParent
[入力] コントロールを含むウィンドウのハンドル。 ATL の実装では使われていません。
戻り値
標準の HRESULT 値のいずれかを返します。
解説
CComControlBase::InPlaceActivate を呼び出して、埋め込まれているコントロールをアクティブにします。 コントロール クラスのデータ メンバー m_bWindowOnly が TRUE でない場合、DoVerbInPlaceActivate は、まずコントロールをウィンドウなしのコントロールとしてアクティブにしようと試みます。ただし、これが可能なのは、コンテナーが IOleInPlaceSiteWindowless をサポートしている場合だけです。 この処理に失敗した場合、この関数は機能拡張を適用した状態でコントロールをアクティブにしようとします。この処理が成功するのは、コンテナーが IOleInPlaceSiteEx をサポートしている場合だけです。 この処理にも失敗した場合、この関数は機能拡張を適用せずにコントロールをアクティブにしようとします。この場合は、コンテナーが IOleInPlaceSite をサポートしている場合にだけ処理が成功します。 アクティブ化に成功すると、この関数はコントロールがアクティブになったことをコンテナーに通知します。
必要条件
**ヘッダー:**atlctl.h
参照
参照
CComControlBase::InPlaceActivate
CComControlBase::m_bWindowOnly