schedule(runtime) が for ディレクティブまたは parallel for ディレクティブで指定されているときに、schedule 句の動作を変更します。
set OMP_SCHEDULE[=type[,size]]
解説
指定項目
size (省略可能)
反復処理のサイズを指定します。 size は正の整数である必要があります。 type が static である場合を除いて、既定値は 1 です。 type が runtime の場合は無効になります。type
スケジュールの種類。dynamic
guided
runtime
static
解説
OpenMP 規格の Visual C++ 実装での既定値は、OMP_SCHEDULE=static,0 です。
詳細については、「4.1 OMP_SCHEDULE」を参照してください。
使用例
次のコマンドで OMP_SCHEDULE 環境変数が設定されます。
set OMP_SCHEDULE="guided,2"
次のコマンドで OMP_SCHEDULE 環境変数の現在の設定が表示されます。
set OMP_SCHEDULE