プロバイダーを実際にリリースする前に、以下のテストをこの順番どおりに行う必要があります。 これらのテストにより、プロバイダーがほとんどのユーザーに対して正常に機能するかどうかを確認できます。
OLE DB コンシューマー テンプレートで作成したコンシューマー アプリケーションを使用して、プロバイダーをテストします。 テスト コンシューマーは、プロバイダーのすべての機能領域 (追加または変更したすべてのコード) をサポートする必要があります。
ADO で作成したコンシューマー アプリケーションを使用してプロバイダーをテストします。 ほとんどの開発者 (特に、Microsoft Visual Basic と Microsoft C# の開発者) は、コンシューマー アプリケーションに ADO または ADO.NET を使用します。 テスト コンシューマーは、プロバイダーのすべての機能領域をサポートする必要があります。 ADO コンシューマー アプリケーションの例については、「Microsoft Visual Basic での ADO コードの例」を参照してください。
ADO 準拠合致テストを含む OLE DB 準拠合致テストを実行し、プロバイダーが OLE DB プロバイダーに対するレベル 0 規格を満たしていることを確認します。 レベル 0 の詳細については、OLE DB Programmer's Guide (OLE DB プログラマ ガイド) の「OLE DB Level 0 Conformance Tests (OLE DB のレベル 0 の準拠合致テスト)」を参照してください。 これらのテストと関連ドキュメントは、Visual C++ の Data Access SDK に同梱されています。 これらのテストは、ほかのサービス プロバイダーと統合されたときに自分のプロバイダーが正しく動作するかどうかを調べるのにも役立ちます。また、プロパティを変更または追加した場合に特に便利です。 準拠合致テストの詳細については、Visual Studio CD に収録されている Data Access SDK のリリース ノートを参照してください。