CRecordView::IsOnLastRecord

2011-08-09

現在のレコードが、レコードビューに関連付けられたレコードセットオブジェクトの最終レコードかどうかを調べます。

BOOL IsOnLastRecord( );

戻り値

現在のレコードがレコードセットの最終レコードの場合は、0 以外の値を返します。それ以外の場合は 0 を返します。

解説

ClassWizard はレコード間を移動するためのユーザーインターフェイスをサポートするためにコマンド更新ハンドラーを作成しますが、この関数は、その既定のコマンド更新ハンドラーを独自に実装して記述するときに有用です。

ヒント

この関数の結果は、ユーザーがレコードセットの終わりを越えるまでビューがその終わりを検出できない場合は保証できなくなります。つまり、ユーザーが最終レコードを越えない限り、レコードセットは次レコードや最終レコードへの移動のユーザーインターフェイスを入力禁止にしないのです。ユーザーが最終レコードを越えて移動し、その後で最終レコード (またはその前のレコード) に戻った場合、レコードビューではレコードセット内のユーザーの位置を追跡でき、ユーザーインターフェイスオブジェクトが無効になります。また、ID_RECORD_LAST コマンドや CRecordset::MoveLast を処理する実装関数 OnRecordLast を呼び出した後での IsOnLastRecord 関数の結果も保証できません。