CDaoDatabase オブジェクトを構築します。
CDaoDatabase(
CDaoWorkspace* pWorkspace = NULL
);
パラメーター
- pWorkspace
新しいデータベース オブジェクトを持つ CDaoWorkspace オブジェクトへのポインター。 既定値 NULL が渡されると、コンストラクターは既定の DAO ワークスペースを使う一時的な CDaoWorkspace オブジェクトを作成します。 m_pWorkspace データ メンバーを使って、ワークスペース オブジェクトのポインターを取得できます。
解説
オブジェクトの構築後、新しい Microsoft Jet (.MDB) データベースを作成するときは、このオブジェクトの Create メンバー関数を呼び出します。 既存のデータベースを開くときは、オブジェクトの Open メンバー関数を呼び出します。
使用中のオブジェクトを終了するときは、Close メンバー関数を呼び出し、その後 CDaoDatabase オブジェクトを破棄します。
ドキュメント クラスに CDaoDatabase オブジェクトを埋め込むと便利です。
注意
既存の CDaoDatabase オブジェクトへのポインターを渡さずに、CDaoRecordset オブジェクトを開くと、CDaoDatabase オブジェクトは暗黙的に作成されます。 このデータベース オブジェクトは、レコードセット オブジェクトが閉じられるときに閉じられます。
必要条件
**ヘッダー:**afxdao.h