ストック Error イベントを発生させます。
void FireError(
SCODE scode,
LPCTSTR lpszDescription,
UINT nHelpID = 0
);
パラメーター
scode
レポートされるステータス コード値。 可能なコードの一覧についてを参照してください「ActiveX コントロール:高度なトピック。lpszDescription
レポートされるエラーの説明。nHelpID
レポートされるエラーのヘルプ ID。
解説
このイベントを使って、コントロール内でエラーが発生したことをコード内の適切な位置で通知できます。 Click や MouseMove などのほかのストック イベントとは異なり、Error はフレームワークから発生することはありません。
プロパティの取得関数、設定関数、またはオートメーションのメソッドで発生したエラーをレポートするには COleControl::ThrowError を呼び出します。
OLE コントロールの Stock Error イベントの実装では、SCODE の値が使われます。 このイベントを使用するコントロールを Visual Basic 4.0 で使用すると、Visual Basic では SCODE の値がサポートされていないためエラーになります。
この問題を修正するには、コントロールの .ODL ファイルの SCODE パラメーターを手動で long に変更します。 SCODE パラメーターを使用するカスタム イベント、メソッド、またはプロパティも同様の問題を引き起こします。
必要条件
**ヘッダー:**afxctl.h