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CRgn::SetRectRgn

四角形の領域を作成します。

void SetRectRgn(
   int x1,
   int y1,
   int x2,
   int y2 
);
void SetRectRgn(
   LPCRECT lpRect 
);

パラメーター

  • x1
    四角形の領域の左上隅の x 座標を指定します。

  • y1
    四角形の領域の左上隅の y 座標を指定します。

  • x2
    四角形の領域の右下隅の x 座標を指定します。

  • y2
    四角形の領域の右下隅の y 座標を指定します。

  • lpRect
    四角形の領域を指定します。 RECT 構造体へのポインターまたは CRect オブジェクトへのポインターの、いずれかを指定できます。

解説

CreateRectRgn 関数とは異なり、Windows のアプリケーションのローカル ヒープ領域から付加的なメモリを割り当てることはありません。 ただし、CRgn オブジェクトに格納する領域のためのメモリは割り当てます。 つまり、CRgn オブジェクトは、SetRectRgn が呼び出される前に、正しい Windows の領域として初期化されている必要があります。 x1、y1、x2、y2 で指定される点は、割り当てられる領域の最小サイズを示します。

CreateRectRgn メンバー関数の代わりにこの関数を使えば、ローカル メモリ管理を避けられます。

必要条件

**ヘッダー:**afxwin.h

参照

参照

CRgn クラス

階層図

CRgn::CreateRectRgn

SetRectRgn

その他の技術情報

CRgn のメンバー