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CWnd::OnGetDlgCode

方向キーおよび Tab キーによる入力そのものをコントロールが処理できるように、そのコントロールに対して呼び出されます。

afx_msg UINT OnGetDlgCode( );

戻り値

アプリケーションが処理する入力のタイプを示す次の値のいずれか、またはその組み合わせを返します。

  • DLGC_BUTTON   ジェネリックなボタン

  • DLGC_DEFPUSHBUTTON   既定のプッシュ ボタン

  • DLGC_HASSETSEL   EM_SETSEL メッセージ

  • DLGC_UNDEFPUSHBUTTON   既定ではないプッシュ ボタンの処理。 アプリケーションでは、ボタン入力は処理するが、既定のプッシュ ボタンの処理はシステムに依存することを示すために、このフラグに DLGC_BUTTON を使用できます。

  • DLGC_RADIOBUTTON   オプション ボタン

  • DLGC_STATIC   静的コントロール

  • DLGC_WANTALLKEYS   すべてのキーボード入力

  • DLGC_WANTARROWS   方向キー

  • DLGC_WANTCHARS   WM_CHAR メッセージ

  • DLGC_WANTMESSAGE   すべてのキーボード入力。 アプリケーションは、このメッセージをコントロールに渡します。

  • DLGC_WANTTAB   Tab キー

解説

通常、Windows は CWnd コントロールへのすべての方向キーと Tab キーの入力を処理します。 OnGetDlgCode をオーバーライドすることによって、CWnd コントロールは、コントロール自身を処理するための特別なタイプの入力を選択できます。

組み込みのコントロール クラスの既定の OnGetDlgCode 関数は、各クラスに対して適切なコードを返します。

必要条件

**ヘッダー:**afxwin.h

参照

参照

CWnd クラス

階層図

WM_GETDLGCODE

概念

CWnd のメンバー