別名を使用すると、テーブル名を簡単に使用できます。 別名は、次の場合に使用すると便利です。
SQL ペインのステートメントを短くして、読みやすくする場合。
クエリでテーブル名を列名の修飾などに頻繁に参照する場合で、クエリの文字数を一定文字数にする場合。 一部のデータベースでは、クエリの最大文字数が決まっています。
自己結合などで同一テーブルの複数のインスタンスを使用し、いずれかのインスタンスを参照する方法が必要な場合。
たとえば、テーブル名 employee_information に対して別名 "e" を作成すると、クエリの残りの部分でテーブルを "e" として参照できます。
注意
実際に画面に表示されるダイアログ ボックスとメニュー コマンドは、アクティブな設定またはエディションによっては、ヘルプの説明と異なる場合があります。 設定を変更するには、[ツール] メニューの [設定のインポートとエクスポート] をクリックします。 詳細については、「設定の操作」を参照してください。
テーブルまたはテーブル値オブジェクトの別名を作成するには
クエリにテーブルまたはテーブル値オブジェクトを追加します。
[ダイアグラム ペイン] で、別名を作成するオブジェクトを右クリックし、ショートカット メニューの [プロパティ ページ] をクリックします。
[プロパティ] ウィンドウの [エイリアス] フィールドに別名を入力します。
メモ SQL 標準では、テーブル名の別名を作成する場合、残りの SQL ステートメントではテーブルを参照するために別名を使用するように定められています。つまり、元のテーブル名は使用できません。 ただし、一部のデータベースでは、テーブルを元のテーブル名で参照できます。 詳細については、データベースのドキュメントを参照してください。