この用語集では、Visual Studio アプリケーション ライフサイクル管理 (ALM) ヘルプで使用されている主要な用語を定義します。
表形式データ ストリーム (TDS: Tabular Data Stream)
Microsoft SQL Server を実行しているサーバーとクライアントとの間でデータを転送する際に使用する内部プロトコル。 TDS を使用すると、クライアント製品とサーバー製品は、オペレーティング システム、サーバーのリリース、またはネットワーク トランスポートに関係なく通信できます。target
操作の対象となるデータベース。 操作によってターゲットが変更されるかどうかは、操作の種類によって決まります。 たとえば、あるデータベース プロジェクトをそのデータベースの現在の配置と比較し、データベース プロジェクトに一致するように配置を更新する場合、配置済みデータベースはその操作のターゲットと見なされます。タスク
開発タスクやテスト タスクを記録する、作業項目の種類の 1 つ。チーム エクスプローラー
作業中のチーム プロジェクトにアクセスするために使用されます。Team Foundation Server
製品を構築したりプロジェクトを実行したりするために、チームが共同作業を行ったり、作業を調整したりできるようにするツールやテクノロジのセット。 ソース管理、作業項目トラッキング、ビルド、チーム プロジェクト ポータル、レポート、およびプロジェクト管理などのツールがあります。チーム オブ ピアーズ
組織的な作業モデルの 1 つで、小規模でまとまりのあるロールのスペシャリストから成るチームが、互いに同等の立場でコミュニケーションしながら各自のタスクとグループでのタスクを遂行していくこと。 この作業モデルは、従来のトップダウン方式の直線的な構造の作業モデルと対照を成しており、さまざまな異なる組織、カルチャ、プロジェクトのサイズにおいて機能した実績があります。チーム プロジェクト
作業項目、コードテスト、作業生産物、測度などの名前の付いたコレクション。定義されたチームによって Visual Studio Team Foundation で使用され、関係する作業の共通のセットをトラックします。チーム プロジェクト コレクション ホスト グループ
チーム プロジェクト コレクションに割り当てられている Virtual Machine Manager ホスト グループ。 「ホスト グループ」も参照してください。チーム プロジェクト コレクション ライブラリ共有
チーム プロジェクト コレクションに割り当てられている Virtual Machine Manager ライブラリ共有。チーム プロジェクト ホスト グループ
仮想環境の配置を目的としてチーム プロジェクトに割り当てられているプロジェクト コレクション ホスト グループ。 「チーム プロジェクト コレクション ホスト グループ」も参照してください。チーム プロジェクト ライブラリ
格納済みの仮想マシン、テンプレート、および環境のコレクション。チーム プロジェクトで新しい仮想環境を作成するために利用できます。チーム プロジェクト ライブラリ共有
仮想マシンおよびテンプレートを格納できるようにチーム プロジェクトに割り当てられているプロジェクト コレクション ライブラリ共有。チーム プロジェクト ポータル
各チーム プロジェクト用の Windows SharePoint Services (WSS) のサイト。 プロジェクト ポータルを使用すると、チームのメンバーは文書、レポート、特定のチーム プロジェクトに関係する情報の保存と共有が可能になります。template
ゲスト オペレーティング システム プロファイル、ハードウェア プロファイル、および 1 つ以上の仮想ハード ディスク (.vhd ファイル) で構成されるライブラリ リソース。新しい仮想マシンの作成に使用できます。 コンピューターの識別情報は、オペレーティング システム ファイルが含まれる .vhd ファイルから削除しておく必要があります。テスト
テスト中のソフトウェアに対して繰り返し実行できるプログラム、スクリプト (手動または自動)、手順の特定の組み合わせ、または一般的な命令であり、合格、不合格、またはその他のテスト結果 ("不確定" のように、後で合格や不合格として解決されるもの) をもたらします。テスト アダプター
特定の種類のテストの読み込みを行うコード アセンブリ。テスト エージェント
1 台のコンピューターでテストの受信、実行、報告、およびデータの収集を行うバックグラウンド プロセス。 テスト エージェントは、通常は別のコンピューター上にあるテスト コントローラーと通信します。テスト コントローラー
テスト エージェント ソフトウェアがインストールされている一連のコンピューターを管理するバックグラウンド プロセス。テスト アプローチ
テストのゴール、カバレッジ、手法、およびプロジェクトの各イテレーションのデータ。テスト ケース
予想される結果を含む一連のアクション。 テスト ケースは、アプリケーションが正しく実行されるかどうかを評価するために使用されます。テスト クラス
TestClass 属性でマークされたクラス。テスト条件
データベース単体テストにおいて、期待された結果が単体テストから返るかどうかを判定するためによく使用される一連の検証関数。 テスト条件では、単体テストの実行結果を分析し、結果がテスト条件の基準を満たしているかどうかをそのパラメーターに基づいて判定します。テスト構成
アプリケーションのテストに必要な正しいセットアップを指定する一連の構成変数。テスト配置
テストの実行中、テストと、ユーザーまたはシステムによって指摘されたすべての依存ファイルは既定の場所 (たとえば bin/debug など) から、ローカルまたはリモートのどちらにある実行ディレクトリにコピーされます。テスト開発者
コード化されたテストの作成に特に割り当てられたテスト担当者。テスト有効度
特定のテストの実行でカバーされた、または実行されたコードの量について通知するレポート。テスト ハーネス
テスト アダプターを読み込み、テストを実行するプロセスを所有するアプリケーション。テスト一覧
テスト リスト エディターから選択および管理できるテストの一覧。テスト リスト エディター
多数のテストおよびテスト リストの管理、実行、および制御に使用される Visual Studio アプリケーション ライフサイクル管理 (ALM) のウィンドウ。テスト メソッド
TestMethod 属性でマークされているメソッド。 テストは、そのテスト メソッドがテスト クラスに存在しない場合は実行できません。テスト メトリック
テストの測定単位。 たとえば、単体テストによるカバレッジは、開発チームにとってのテスト メトリックとなります。テスト メトリックのしきい値
テスト メトリックを使用して測定されたプロジェクトのゴール。 たとえば、単体テストによるカバレッジが 70% というのは、開発チームにとってテスト メトリックのしきい値となります。テスト ミックス
ロード テスト シナリオで仮想ユーザーが指定のテストを実行する確率を定義します。 たとえば TestA が 20%、TestB が 80% の確率で実行されるようにします。 「ロード テスト シナリオ」を参照してください。テスト計画
テスト ケース、関連するテスト構成情報、およびこれらのテストの実行予定時期を示すイテレーションのセット。 テスト ケースは、テスト スイートを実行するときに使用するテスト スイート階層に編成できます。テスト ポイント
特定のテスト スイートにおけるテスト ケースとテスト構成の組み合わせ。テスト プロジェクト
テストの種類を保持するために作成された Visual Studio プロジェクト。テスト結果
テストを実行した結果の判定。合格、不合格、不確定のいずれかになります。テストの実行
実行するテスト ケースとテスト構成の組み合わせのセット。 この組み合わせのセットの結果をまとめて表示できます。 テストの実行は、自動または手動です。テストの設定
テストが実行されるコンピューター、収集されるデータ、またはテストの実行中に行われるシステム アクションを定義する、診断データ アダプターを使用して定義された一連の変数。 たとえば、コード カバレッジ データの収集や、特定のネットワークのエミュレートに使用します。テスト スクリプト
製品に対してチェックを行う定義された要件。合格または不合格の結果がもたらされます。 合格は要件を満たしたことを、不合格は要件を満たさなかったことを表します。テスト ステップ
テストの実行中に行われるアクション。アクションから予想される結果が含まれることもあります。テスト スイート
選択したテスト ケースのセット。 テスト スイートには、他のテスト スイートを含めることができますが、各テスト スイートに含めることができる他のテスト スイートは 1 つのみです。テスト タスク
テスト ケースを作成し、製品の特定の区分、通常はシナリオのコンテキストか、またはサービス品質要求のテストを行う割り当て。テストの種類
基礎となる Visual Studio のテスト フレームワークの一部を公開するための一連の機能とテンプレート。TestClass 属性
クラス要素がコード化されたテストを含んでいることを示すために、クラス要素に与えられた属性。テスト機能
仮想環境のプロパティの 1 つ。仮想環境において Microsoft テスト マネージャー でテストを実行できます。TestMethod 属性
メソッド要素がコード化されたテストであることを示すために、メソッド要素に追加された属性。待ち動作のプロファイル
ロード テストで待ち時間を使用するか無視するかを示すプロパティ。 待ち動作のプロファイルは、ロード テストのシナリオ全体に適用されます。 オン (On)、オフ (Off)、通常配布 (Normal Distribution) の状態があります。待ち時間
1 つの要求に対する応答の受信から、次に要求の送信までにかかる経過時間。 たとえば、Web ベースの時間入力フォームに必要な情報をユーザーがすべて入力するのに約 60 秒かかる場合、このシナリオの待ち時間は 60 秒です。脅威
敵対者が開始ポイントを使用して資産に影響を与えようとする方法のこと。 脅威は敵対者にとってゴールを表します。トレードオフ マトリックス
プロジェクトのトレードオフを、Y 軸で表される 3 つのプロジェクト変数と、これに関係する 3 つの決定 (X 軸で表される) を反映した行列で表すことによって管理する手段。 プロジェクト変数は、リソース (人と資金)、スケジュール (時間)、および機能 (製品とその品質) になります。 これらの変数は、トレードオフの三角形として表されることもあります。 3 つの決定とは、最適化、制約、または与えられた変数の承認を行うかどうかです。 プロジェクト変数の 1 つを変更すると、プロジェクトのバランスを保つために、3 辺のどれか 1 辺を修正する必要が生じます。修正が必要になる辺は、最初に変更が生じたのと同じ辺である場合もあります。 たとえば、製品へ機能を追加する決定を行うと、時間的余裕がない場合、他の機能を削る必要が生じたり、開発をサポートするためのリソースが利用できなくなる可能性があります。トランザクション
モデルに対して行う各変更グループを 1 回の操作でコミットまたはロールバックできる変更管理機構。 ドメイン固有言語デザイナーを使用するかカスタム コードを記述して、変更することができます。トリアージ
新たに報告された、または再開されたバグを確認するために使用されるプロセス。これらのバグに対処するために優先度とイテレーションを割り当てます。トリアージ チーム
新たに報告された、または再開されたバグの確認を行うチーム。これらのバグに対処するために優先度とイテレーションを割り当てます。信頼レベル
外部エンティティの認証方法と、与えられている特権に基づくことの多い、外部エンティティの特性の 1 つ。 信頼レベルは、開始ポイント、ペルソナ、資産、またはその他の保護されたリソースに関連付けることができます。