この用語集では、Visual Studio アプリケーション ライフサイクル管理 (ALM) ヘルプで使用されている主要な用語を定義します。
CAB
「変更諮問委員会」を参照してください。コールグラフ分析
メソッド呼び出しと、メソッドを呼び出すプログラム内のポイントを示すグラフ。 ノードはメソッドを表し、ノード間のリンクはそのメソッドを呼び出す他のメソッドとの関係を表します。変更諮問委員会
IT 環境の変更についての評価、計画、承認に対して責任を負う、サービス提供とサポート機能を担当する人々から成る正式に任命されたグループ。 変更諮問委員会 (CAB) は、正式な変更管理プロセスの主要な構成要素であり、IT の全領域の代表、およびビジネス部門の代表とから成り立っている場合が多く見られます。 プロジェクトに関して、このグループは、プロジェクトから IT 環境について提案された変更の承認または拒否を担当します。変更制御
構造化された手順に従って変更要求の提出、承認、実装、および確認を行うことにより、IT プロジェクトまたはソリューションの品質と整合性を損ねることなく、変更管理を容易にするための基本原則とプロセス。変更管理
新たなエラーの発生を防ぎ、サービス レベル アグリーメントに合致する状態で合意された IT サービス レベルに影響がある場合でも、それを最小限に抑えるための試験済みの方法と技法を使用して、管理上の変更を実施すること。変更セット
変更の論理的なグループ。 変更セットの目的は、配布されるすべてのファイルと作業項目の更新を、1 回のチェックイン操作で行うことができるようにグループ化することです。変更セット ID
特定の変更セットに割り当てられた数値 ID。チェックイン
ファイルまたはプロジェクトを保管するために、データベースに格納すること。チェックイン メモ
ユーザーに特定のデータの入力を促すために、チェックイン処理中に追加される変更セットに関連するコメント。 チェックイン メモは、管理者によって必須のオプションとすることもできます。チェックイン テスト
作成したコードが製品の全般的な安定性に影響を与えないことを確かめるために、開発者によって実施されるテスト。チェックアウト
書き込み可能なファイルまたはプロジェクトのコピーを Visual SourceSafe データベースから作業フォルダーに配置すること。クラス図
クラス、およびクラス間の関係を視覚的、静的に表したもの。複製
既存の仮想マシンから新しい仮想マシンを作成するプロセス。 新しい仮想マシンには、複製元のマシンと同じ ID が使用されます。コード分析
コードが設計ガイドラインを満たしていることをチェックします。 コード分析では、単にコンパイルが成功することだけでなく、一連のガイドラインに定められている共通のコーディングおよび設計上のエラーを調べます。コード完成
リリース用のすべての機能が実装され、その動作が機能仕様書に対して検証された時点を表す開発上のマイルストーン。コード カバレッジ
(1) 既存のアセンブリまたは成果物に命令を追加して、テストが実施されたコード パスの Visual Studio による監視を可能にする技術。 (2) MSF Agile の場合は、プログラムのソース コードがテストされた割合を表すために使用される測度。 コード カバレッジとは、コードの全ブロック数に対するテスト済みのコード ブロック数の割合です。コード凍結
相当の理由と、プロジェクトの主要なステークホルダーの承認なしには、プロジェクトの技術文書 (要件仕様書、機能仕様所など)、またはソリューションの開発済みコンポーネントを変更できなくなる時点。コード レビュー
コードの品質と開発チームの能力を高めるために行うコードの評価。 コード レビューには、正式レビュー、チーム内レビュー、および第三者レビューがあります。コード化された Web テスト
既存の記録済の Web テストを C# または Visual Basic のコードに変換する場合によく使用されるテストの種類。コード化された UI テスト
アプリケーションのユーザー インターフェイスの自動テスト。 コード化された UI テストはユーザー アクションを実行し、予想される結果を検証します。コレクション プローブ
インストルメントされたモジュールでタイミングやその他のパフォーマンスのデータを収集する機能。列オプション
列と結果一覧の表示の並べ替え順序を指定するダイアログ ボックス。コマンド
コンピューター プログラムへの命令。ユーザーによって実行されると、操作が実行されます。 コマンドは、通常、キーボードで入力されるか、メニューから選択されます。共通スクリプト [common script]
データベース単体テストでは、TestInitialize スクリプトと TestCleanup スクリプトのいずれかのこと。 共通スクリプトは、データベース単体テストの一部として実行されません。 その代わりとして、共通スクリプトは、テストの実行前および実行後にテスト環境 (テスト対象のデータベースを含む) を変更するために実行されます。共通構造サービス
Team Foundation で機能の階層構造を記述するためのしくみ。構築された環境
Microsoft テスト マネージャー の外部で作成された仮想マシンから作成され、ホスト グループに既に配置されている仮想環境。概念設計
設計プロセスにおける主要な段階の 1 つで、プロジェクト チームによって業務上の要件をユーザーと開発者とで共有できる共通の一般的な言葉に翻訳し、ソリューションが達成する必要のある機能のセットや使用状況を記述します。 家を設計する場合でたとえると、概念設計は、ラフ スケッチやモデルに当たります。 これらは、顧客とアーキテクトが共同で作成する、わかりやすいモデルです。構成管理
システムの構成項目の識別と定義、構成項目および変更要求の状態の記録と報告、または構成項目の完全性と正確性の検証を行うためのプロセス。構成変数
ハードウェアやソフトウェアの要件など、テスト要件を指定する変数。 各構成変数には、関連付けられた一連の使用可能な値があります。制約
モデルのセクションに対する論理的な条件。 各制約は、モデル内のドメイン クラスで実装されている検証メソッドによって組み込まれます。コンティンジェンシー計画
プロジェクトの進行中に発生する可能性のあるリスクを認識して対処するための計画。 特定のリスク イベントが発生した場合でも、プロジェクトの成功を確実にするために使用する代替案となる計画です。見積もり
見積もり、つまり用意された費用。カウンター セット
ロード テスト時の監視に役立つ一連のシステム パフォーマンス カウンター。 カウンター セットは、たとえば ASP.NET カウンター セット、SQL カウンター セットなど、テクノロジ単位に整理されています。カウンター セット マップ
ロード テスト時に使用されるカウンター セットとコンピューターとの関連付け。 たとえば、Web サーバーには ASP.NET、IIS、および .NET アプリケーションのカウンター セット マップがあります。カウンターしきい値
ロード テストの実行時に、システム リソースの使用状況を通知するために特定のカウンターに対して設定できる警告。 しきい値には警告と重大の 2 種類があります。 カウンター セットの定義には、多数の重要なパフォーマンス インジケーターに対する定義済みのしきい値が含まれます。カバレッジ コレクション
アプリケーションのどのブロックまたは行が少なくとも 1 回は実行されたかを示す、実行時に収集される情報。クリティカル パス
プロジェクトの存続期間を決定する、一連のアクティビティ。 確定的モデルでは、クリティカル パスは通常、ある特定の値 (ゼロの場合が多い) 以下の変動値を持つアクティビティとして定義されます。 クリティカル パスは、プロジェクトを通じて最長のパスとなります。顧客
ソリューションからビジネス価値を得ることを予期している個人。 また、サービスや製品を受け取る人を指す場合もあります。