この用語集では、Visual Studio アプリケーション ライフサイクル管理 (ALM) ヘルプで使用されている主要な用語を定義します。
包括時間
この関数またはモジュール内で経過した時間の合計。この関数から呼び出された関数またはモジュールの処理に要した時間も含めます。包括遷移
関数内でユーザー (リング 3) とカーネル モード (リング 0) の間にある遷移の数。関数が呼び出した項目による遷移も含めます。インフラストラクチャ アーキテクチャ
プロトコル、セキュリティ レベル、サービスを含めた配置環境のトポロジ。 このアーキテクチャによって、データセンターのような配置環境に対する論理マップが用意されます。インストルメント
各区分で経過する時間を測定するために、ソース コードにタグ付けを行う処理。バイナリのインストルメント
パフォーマンスのデータを収集するために、バイナリに診断プローブを挿入します。インストルメンテーション
プロファイルを行うプログラムに診断プローブを挿入するというプロファイル技法の 1 つ。 「サンプリング」を参照してください。インストルメンテーション オーバーヘッド
バイナリをインストルメントしたとき、コードの実行に必要な時間の増加。 この時間の増加は、アプリケーションのパフォーマンスを監視するために挿入する追加コード (プローブと呼ばれる) によって発生します。IntelliTrace
特定の複数の時点でマネージ アプリケーションをデバッグするための機能。 アプリケーションの実行中に、そのアプリケーションが実行する内容をキャプチャして記録します。 エラーが発生した場合、開始時点からエラーが発生した時点までのアプリケーションの状態を確認できます。IntelliTrace イベント
IntelliTrace または Lab Management で記録できる、アプリケーションの実行中に発生するイベント。IntelliTrace ファイル
IntelliTrace で収集される情報。 ファイル名の拡張子は .iTrace です。内部リリース
製品を既知の状態に置き、そこから徐々にビルドを積み重ねていくプロセス。 開発フェーズにおいては、スコープ完了のマイルストーンにつながる、暫定的なマイルストーンでもあります。分離開発環境 [isolated development environment]
データベース プロジェクトから作成され、通常はデータベース生成計画によりデータが設定されているデータベースの個人用コピー。 分離開発環境を使用すると、他の開発プロセスを阻害することなく、データベース スキーマに対する変更の実施とテストを安全に行うことができます。 テストの完了後、変更したスキーマをバージョン管理にチェックインすると、チームの他のメンバーと変更を共有できます。イテレーション
製品またはプロジェクトを出荷できるレベルにするために、ソフトウェアが開発および検証される期間 (通常は約 1 か月)。イテレーション予算
イテレーション用の開発アクティビティのための計画に使用される予算。概算見積もりに基づきます。 イテレーション予算は速度レポートから取得され、理想的な人日によって測定されます。イテレーション長
イテレーションを構成する固定した期間の長さ。 イテレーション長は通常、プロジェクト全体にわたって一定に保たれます。イテレーション計画
予定されているイテレーションのシナリオ、サービス品質要求、およびタスクの一覧。イテレーション テスト
ビルド確認テストの後で実行される一連のテスト。 これらのテストによって、イテレーション計画で必要とされていた機能が検証されます。反復開発
基本的な機能の核となるセットのビルドとテスト、配置を最初に行い、以降のバージョンで機能を追加していくというソリューション開発方法。