ListView コントロールの並べて表示ビュー機能を使用すると、グラフィカルな情報とテキスト情報をバランスよく表示できます。 並べて表示ビューの項目で表示されるテキスト情報は、詳細表示用に定義されている列情報と同じ情報です。 並べて表示ビューは、ListView コントロールのグループ化機能または挿入マーク機能のいずれかと組み合わせて使用できます。
並べて表示ビューでは、サイズが 32 × 32 のアイコンと数行のテキストが以下のイメージのように使用されます。
並べて表示ビューのプロパティとメソッドを使用すると、各項目をどの列フィールドに表示するのかを指定でき、並べて表示ビュー ウィンドウ内の全項目のサイズと外観をまとめて制御できます。 また、並べて表示ビューでは、テキストの最初の行は常に項目の名前となり、変更できません。
次の手順では、ListView コントロールが含まれているフォームを持つ Windows アプリケーション プロジェクトが必要です。 このようなプロジェクトの設定については、「方法: 新しい Windows フォーム アプリケーション プロジェクトを作成する」と「方法 : Windows フォームにコントロールを追加する」を参照してください。
注意
並べて表示ビューを Windows XP Home Edition、Windows XP Professional、Windows Server 2003 で使用できるのは、アプリケーションから Application.EnableVisualStyles メソッドを呼び出した場合だけです。 旧バージョンのオペレーティング システムでは、タイル ビューに関するコードがすべて無効になり、ListView コントロールは大きなアイコンのビューで表示されます。 詳細については、「ListView.View」を参照してください。
実際に画面に表示されるダイアログ ボックスとメニュー コマンドは、アクティブな設定またはエディションによっては、ヘルプの説明と異なる場合があります。 設定を変更するには、[ツール] メニューの [設定のインポートとエクスポート] をクリックします。 詳細については、「設定の操作」を参照してください。
デザイナーで並べて表示ビューを設定するには
参照
参照
ListView コントロールの概要 (Windows フォーム)