注意
ToolStrip コントロールは、ToolBar コントロールに代わると共に追加の機能を提供します。ただし、ToolBar コントロールは、下位互換性を保つ目的および将来使用する目的で保持されます。
ToolBar コントロールの重要な要素は、このコントロールに追加するボタンです。 追加するボタンは、メニュー コマンドへ手軽にアクセスするために使用できます。また、アプリケーションのユーザー インターフェイスの別の部分にボタンを配置することにより、メニュー構造では利用できないコマンドをユーザーに提供することもできます。
次の手順では、ToolBar コントロールが含まれているフォームを持つ Windows アプリケーション プロジェクトが必要です。 このようなプロジェクトの設定については、「方法: 新しい Windows フォーム アプリケーション プロジェクトを作成する」と「方法 : Windows フォームにコントロールを追加する」を参照してください。
注意
実際に画面に表示されるダイアログ ボックスとメニュー コマンドは、アクティブな設定またはエディションによっては、ヘルプの説明と異なる場合があります。 設定を変更するには、[ツール] メニューの [設定のインポートとエクスポート] をクリックします。 詳細については、「設定の操作」を参照してください。
デザイン時にボタンを追加するには
ToolBar コントロールを選択します。
[プロパティ] ウィンドウで、Buttons プロパティをクリックして選択し、省略記号 (
) ボタンをクリックして ToolBarButton コレクション エディターを表示します。
ToolBar コントロールにボタンを追加するには [追加] をクリックし、削除するには [削除] をクリックします。
エディターの右側のペインに表示される [プロパティ] ウィンドウで、各ボタンのプロパティを設定します。 考慮する必要がある重要なプロパティを次の表に示します。
プロパティ
説明
ドロップダウン ツール バー ボタンに表示されるメニューを設定します。 ツール バー ボタンの Style プロパティが DropDownButton に設定されている必要があります。 このプロパティは、ContextMenu クラスのインスタンスを参照として受け取ります。
切り替え形式のツール バー ボタンを部分的に押されている状態にするかどうかを設定します。 ツール バー ボタンの Style プロパティが ToggleButton に設定されている必要があります。
切り替え形式のツール バー ボタンを押されている状態にするかどうかを設定します。 ツール バー ボタンの Style プロパティが ToggleButton または PushButton に設定されている必要があります。
ツール バー ボタンのスタイルを設定します。 ToolBarButtonStyle 列挙値のいずれかの値にする必要があります。
ボタンによって表示される文字列です。
ボタンのツールヒントとして表示されるテキストです。
[OK] をクリックしてダイアログ ボックスを閉じ、指定したパネルを作成します。
参照
処理手順
方法 : ツール バー ボタンのメニュー イベントをトリガーする
参照
ToolBar コントロールの概要 (Windows フォーム)