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方法 : テンプレートを開くときに特定のファイルを起動する

開発環境でプロジェクト テンプレートを開くときに、特定のソース ファイルを表示する必要が生じる場合もあります。 たとえば、Windows アプリケーションを作成するときに、開発の開始点として、空白のフォームまたは既定の Windows フォームを表示する必要がある場合があります。

ファイルは、次の方法で開くことができます。

  • ファイルのソース コードはコード エディターで開くことができます。

  • ファイルは Web ブラウザーで開くことができます。

  • ファイルはヘルプ ビューアーで開くことができます。

注意

既存のテンプレートを変更する場合は、「方法 : 既存のテンプレートを更新する」を参照してください。

ソース コード ファイルを開いて編集

ユーザーがテンプレートを使用して新しいプロジェクトを作成する場合は、この手順を使用してソース コード ファイルを開きます。

ソース コード ファイルを開いて編集するには

  1. 開くファイルを含む .vstemplate ファイルで、ProjectItem 要素を検索します。

  2. その要素の OpenInEditor 属性を true に設定します。 次に例を示します。

    <ProjectItem OpenInEditor="true">Class1.vb</ProjectItem>
    

複数のファイルだけでなく、ファイルを開く順序も指定できます。

複数のソース コード ファイルを開いて編集するには

  1. 開いておきたいファイルを含む .vstemplate ファイルで、ProjectItem 要素を検索します。

  2. 各要素の OpenInEditor 属性を true に設定します。

  3. 各要素の OpenOrder 属性に値を割り当てます。 次に例を示します。

    <ProjectItem OpenInEditor="true" OpenOrder="10">
        Class1.vb
    </ProjectItem>
    <ProjectItem OpenInEditor="true" OpenOrder="20">
        Class2.vb
    </ProjectItem>
    

    注意

    10 の倍数で OpenOrder 値を設定します。 この例では、まず Class1.vb が開き、次に Class2.vb が開きます。

Web ブラウザーでファイルを開く

テンプレートに基づいてプロジェクトを作成する場合は、この手順を使用して Web ブラウザーでファイルを開きます。

テンプレートを読み込むときにドキュメントを開くには

  1. テンプレートにドキュメント ファイルを含む ProjectItem 要素を検索します。

  2. ProjectItem 要素の OpenInWebBrowser 属性を true に設定します。 次に例を示します。

    <ProjectItem OpenInWebBrowser="true">Documentation.htm</ProjectItem>
    

ヘルプ ビューアーでファイルを開く

OpenInHelpBrowser 属性を使用して、ヘルプ ビューアーでファイルを開きます。

ヘルプ ビューアーでファイルを開くには

  1. 開いておきたいファイルを含む .vstemplate ファイルで、ProjectItem 要素を検索します。

  2. その要素の OpenInHelpBrowser 属性を true に設定します。 次に例を示します。

    <ProjectItem OpenInHelpBrowser="true">Doc.html</ProjectItem>
    

参照

参照

Visual Studio テンプレート スキーマ参照

ProjectItem 要素 (Visual Studio 項目テンプレート)

ProjectItem 要素 (Visual Studio プロジェクト テンプレート)

その他の技術情報

スタート キット

Visual Studio テンプレート