ElementSizeConst プロパティは、要素のサイズをバイト単位で指定します。 このプロパティは Pre 属性および Post 属性で使用でき、ポインター型または配列データ型に対してのみ適用できます。 ElementSizeConst プロパティは、次のいずれかのプロパティと組み合わせて使用する必要があります。
ValidElements
ValidElementsLength
ValidElementsConst
WritableElements
WritableElementsConst
WritableElementsLength
ElementSizeConst プロパティの値には、型 size_t の定数を使用します。 要素サイズが関数の別のパラメーターの値に依存する場合は、ElementSize プロパティを使用します。
使用例
次のコードは、要素のサイズが 4 バイトで、有効な要素の数が 3 であることを示しています。
// C
#include <CodeAnalysis\SourceAnnotations.h>
void f([SA_Pre(Deref=0, Null=SA_No, ElementSizeConst=4, ValidElementsConst=3)] char pc[]);
// C++
#include <CodeAnalysis\SourceAnnotations.h>
using namespace vc_attributes;
void f([Pre(Deref=0, Null=No, ElementSizeConst=4, ValidElementsConst=3)] char pc[]);
ElementSizeConst プロパティを単独で使用した場合、C6513 が生成されます。