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.NET Framework でユーザー操作に使用するクラス (Visual Basic)

IIdentity インターフェイスおよび IPrincipal インターフェイスは、.NET Framework のユーザー認証システムの基盤となるインターフェイスです。 .NET Framework に用意されている、これらのインターフェイスの実装を使用することも、そのようなクラスを自分で実装することもできます。

ユーザー操作に使用する基本的なクラス

ユーザー操作をサポートするクラスの大半は System.Security.Principal 名前空間に属しています。 より詳細なリストについては、.NET Framework のドキュメントを参照してください。

以下のクラスは、ID オブジェクトの基本機能を定義する IIdentity インターフェイスを実装しています。

クラス

説明

GenericIdentity

汎用ユーザーを表します。

WindowsIdentity

Windows ユーザーを表します。

IdentityReference

ID を表し、NTAccount クラスおよび SecurityIdentifier クラスの基本クラスです。

NTAccount

ユーザーまたはグループ アカウントを表します。

SecurityIdentifier

セキュリティ識別子 (SID) を表し、SID のマーシャリングおよび比較演算を実現します。

以下のクラスは、プリンシパル オブジェクトの基本機能を定義する IPrincipal インターフェイスを実装しています。

クラス

説明

GenericPrincipal

汎用プリンシパルを表します。

WindowsPrincipal

コードによって Windows ユーザーの Windows グループ メンバーシップを確認できるようにします。

この表は、.NET Framework のユーザー操作で使用する、特に重要な列挙値の一覧です。

列挙型

説明

PrincipalPolicy

アプリケーション ドメインに対してプリンシパルおよび ID オブジェクトをどのように作成するかを定めます。

WellKnownSidType

一般的に使用されるセキュリティ識別子 (SID) を定義します。

WindowsAccountType

使用する Windows アカウントの種類を定めます。

WindowsBuiltInRole

IsInRole で使用する一般的なロールを定めます。

参照

処理手順

チュートリアル: カスタムの認証および承認の実装 (Visual Basic)

参照

User

その他の技術情報

Visual Basic での .NET Framework の認証と承認