Windows フォームの TrackBar コントロールは、"スライダー" コントロールとも呼ばれ、大量の情報内を移動する場合や、数値設定を視覚的に調整する場合などに使用します。 TrackBar コントロールは、つまみ (スライダー) と軸目盛りという 2 つの部分で構成されます。 つまみは調整できます。 つまみの位置は Value プロパティに対応しています。 軸目盛りは、一定の間隔で区切られた視覚的なインジケーターです。 トラック バーは、指定した単位で移動し、水平または垂直に調整できます。 たとえば、トラック バーを使用して、システムのカーソル点滅速度やマウス速度を制御できます。
主要なプロパティ
TrackBar コントロールの主要なプロパティは、Value、TickFrequency、Minimum、および Maximum です。 TickFrequency は、軸目盛りの間隔です。 Minimum および Maximum は、トラック バーに表示できる最小値および最大値です。
その他に、SmallChange と LargeChange という 2 つの重要なプロパティがあります。 SmallChange プロパティの値は、左右の方向キーを押したときにつまみが移動する目盛りの数です。 LargeChange プロパティの値は、PageUp キーまたは PageDown キーを押したとき、またはトラック バー上でつまみの左右をマウス クリックしたときに、つまみが移動する目盛りの数です。