Visual Studio には、統合開発環境 (IDE: integrated development environment) でのウィンドウ操作やコード記述を容易にするための既定のショートカット キーが多数存在します。 Visual Studio で使用できるショートカット キーの一覧については、「定義済みショートカット キー」を参照してください。他の Microsoft 製品で使用できるキーボード ショートカットの詳細については、https://www.microsoft.com/japan/enable/products/keyboard/default.mspx を参照してください。
注意
実際に画面に表示されるダイアログ ボックスとメニュー コマンドは、アクティブな設定またはエディションによっては、ヘルプの説明と異なる場合があります。 設定を変更するには、[ツール] メニューの [設定のインポートとエクスポート] をクリックします。 詳細については、「設定の操作」を参照してください。
[ツールボックス] コントロール
キーボードを使用して、[ツールボックス] からフォームやデザイナーにコントロールを追加できます。
キーボードを使用して、[ツールボックス] からデザイナーにコントロールを追加するには
[ツールボックス] ウィンドウを表示するには、Ctrl + Alt + X を押します。
目的の [ツールボックス] タブに移動するには Ctrl + ↑ または Ctrl + ↓ を押します。
目的のコントロールに移動するには ↑ または ↓ を押します。
コントロールを選択したら Enter キーを押します。
コントロールが、フォームまたはデザイナーに追加されます。
ダイアログ ボックス オプション
キーボードを使用して、ダイアログ ボックス内のオプション間を移動し、オプションの設定を変更できます。
キーボードを使用して、ダイアログ ボックス内のオプションを設定するには
Tab キーまたは Shift + Tab を押して、ダイアログ ボックス内のコントロール間を上下に移動します。
オプションの設定を変更するには
オプション ボタンの場合は、↑ キーまたは ↓ キーを押すと、選択項目が変わります。
チェック ボックスの場合は、Space キーを押すとオン/オフが切り替わります。
ドロップダウン リストの場合は、Alt + ↓ を押すと項目が表示され、この状態で ↑ キーまたは ↓キーを押すと、選択する項目が変わります。
ボタンの場合、Enter キーを押すとクリック操作になります。
グリッドの場合は、方向キーを押すと移動できます。 グリッド内のドロップダウン リストでは、Shift + Alt + ↓ を押すと項目が表示され、この状態で、↑ キーまたは↓ キーを押すと、選択する項目が変わります。
ウィンドウとファイルの移動
IDE には、開いているツール ウィンドウ間およびドキュメント ウィンドウ間を、キーボードを使用して移動する方法が複数あります。 また、キーボードを使用して、ツール ウィンドウを移動したり、異なる場所にドッキングすることもできます。
キーボードを使用して IDE 内のウィンドウやファイル間を移動するには
エディターやデザイナー内のファイル間を移動するには Ctrl + Tab を使用します。
ドッキングしてあるツール ウィンドウの間を移動するには Alt + F7 を使用します。
キーボードを使用して、ツール ウィンドウを移動およびドッキングするには
移動するツール ウィンドウに移動して、フォーカスを設定します。
[ウィンドウ] メニューの [ドッキング可能] をクリックします。
Alt キーを押しながらスペース キーを押し、[移動] をクリックします。
ドッキングのガイド用のひし形が表示されます。
方向キーを押して、ウィンドウを新しい位置に移動します。
方向キーを押すたびに、マウス ポインターがウィンドウと一緒に移動します。
目的の位置まで移動したら、方向キーを押して、ガイド用のひし形上の適切な部分までマウス ポインターを移動します。
新しいドッキング位置にツール ウィンドウの外枠が表示されます。
ENTER キーを押します。
ツール ウィンドウが、新しい場所にドッキングされます。