セキュリティ記述子を文字列形式に変換します。
bool ToString(
CString * pstr,
SECURITY_INFORMATION si = OWNER_SECURITY_INFORMATION |
GROUP_SECURITY_INFORMATION | DACL_SECURITY_INFORMATION |
SACL_SECURITY_INFORMATION
) const throw(...);
パラメーター
pstr
変換するstring-format security descriptorを受け取る、NULL で終わる文字列へのポインター。si
SECURITY_INFORMATION のビット フラグの組み合わせ。セキュリティ記述子のコンポーネントのうち、出力文字列に含めるコンポーネントを指定します。
戻り値
正常に終了した場合は true を返します。それ以外の場合は false を返します。
解説
セキュリティ記述子を文字列形式に変換すると、保存や送信が簡単になります。 文字列をセキュリティ記述子に戻すには、CSecurityDesc::FromString メソッドを使って変換します。
パラメーター si には、次の SECURITY_INFORMATION フラグを指定できます。
値 |
説明 |
---|---|
OWNER_SECURITY_INFORMATION |
所有者を含めます。 |
GROUP_SECURITY_INFORMATION |
プライマリ グループを含めます。 |
DACL_SECURITY_INFORMATION |
DACL を含めます。 |
SACL_SECURITY_INFORMATION |
SACL を含めます。 |
DACL が NULL であり、セキュリティ記述子の SE_DACL_PRESENT コントロール ビットが設定されている場合、メソッドは失敗します。
DACL が NULL SE_DACL_PRESENT 制御ビット入力セキュリティ記述子に設定されていない場合は、このセキュリティ記述子文字列を d: はありません。コンポーネント。 詳細については、「Security Descriptor String Format」を参照してください。
このメソッドは ConvertStringSecurityDescriptorToSecurityDescriptor を呼び出すため、Windows 2000 以降だけで利用できます。
必要条件
**ヘッダー:**atlsecurity.h