getcs コマンドを使用すると、指定した変更セットに含まれる、その変更セットに送信されたバージョンのファイルのみを取得できます。
必要なアクセス許可
このコマンドを使用するには、取得するファイルの [読み取り] のアクセス許可が [許可] に設定されている必要があります。 詳細については、Microsoft Web サイトの「Team Foundation Server のアクセス許可」を参照してください。
tf getcs -changeset:ChangesetNumber [/latest]
パラメーター
引数 |
説明 |
|---|---|
ChangesetNumber |
-version オプションに C3 などの値を指定します。 Team Foundation Server のプラットフォーム間のコマンド ライン クライアントでバージョン指定を解析してそのスコープ内にある項目を確認する方法の詳細については、「コマンド ライン構文 (Team Explorer Everywhere)」を参照してください。 |
オプション |
説明 |
|---|---|
-changeset |
取得する変更セットの番号を指定します。 |
-latest |
変更セットに送信されたバージョンではなく、指定した変更セット内の Team Foundation バージョン管理の最新バージョンのファイルを取得するように指定します。 |
解説
history コマンドを使用すると、取得する変更セットを探すことができます。 詳細については、Microsoft Web サイトの「History コマンド」を参照してください。
フォルダー内のファイルのうち、作業フォルダーにマップされているファイルのみが取得されます。
getcs コマンドは、ワークスペースにファイルを取得したり、ファイルをチェックアウトしたりすることはありません。 Team Foundation バージョン管理サーバー バージョンを取得する方法とファイルをチェックアウトする方法の詳細については、Microsoft Web サイトの「Get コマンド」および「Checkout コマンドと Edit コマンド」を参照してください。
2 つのバージョンのファイル間の相違点を確認する方法の詳細については、Microsoft Web サイトの「Difference コマンド」を参照してください。
例
変更セット 1999 に送信されたファイルのバージョンを取得する例を次に示します。
tf getcs -changeset:C1999
変更セット 1999 に送信されたファイルの最新バージョンを取得する例を次に示します。
tf getcs -changeset:C1999 -latest