レイヤー図に関する拡張機能のトラブルシューティング

更新 : 2010 年 12 月

このトピックでは、Visual Studio 2010 Visualization and Modeling Feature Pack を使用して Visual Studio 2010 Ultimate でレイヤー モデル拡張機能を作成するときに発生する可能性のある問題について説明します。 詳細については、「Visual Studio Feature Pack」を参照してください。

F5 キーを押して拡張機能をデバッグするとき、コマンド、ジェスチャ ハンドラー、検証拡張機能、またはカスタム プロパティが、Visual Studio の実験用インスタンスのレイヤー図に表示されない

1. Visualization and Modeling Feature Pack とそのランタイムが Visual Studio の実験用インスタンスにインストールされていて有効になっていることを確認してください。

   1. Visual Studio を閉じます。

   2. [スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム] をポイントします。次に、[Microsoft Visual Studio 2010 SDK] をポイントし、[ツール] をポイントして、[Start Experimental Instance of Microsoft Visual Studio 2010] (Microsoft Visual Studio 2010 の実験用インスタンスの起動) をクリックします。

   3. [ツール] メニューの [拡張機能マネージャー] をクリックします。

   4. Feature Pack とそのラインタイムがどちらも表示され、[無効] になっていないことを確認します。

      • Feature Pack またはランタイムが [無効] になっている場合は、項目をクリックし、[有効] をクリックします。

      • Feature Pack とランタイムが表示されない場合は、Visual Studio のすべてのインスタンスを閉じます。 [スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム] をポイントします。次に、[Microsoft Visual Studio 2010 SDK] をポイントし、[ツール] をポイントして、[Reset the Microsoft Visual Studio 2010 Experimental instance] (Microsoft Visual Studio 2010 実験用インスタンスのリセット) をクリックします。

2. Visual Studio の実験用インスタンスで拡張機能ソリューションを開き、[ビルド] メニューの [ソリューションのリビルド] をクリックします。

3. F5 キーを押すか Ctrl キーを押しながら F5 キーを押して、Visual Studio の実験用インスタンスを起動します。 レイヤー図を開き、拡張機能をテストします。

必要に応じて、次の手順に進みます。

拡張機能の古いバージョンが実行る

1. Visual Studio の実験用インスタンスが実行していないことを確認します。

2. 次のフォルダーを削除します: %LocalAppData%\Microsoft\VisualStudio\10.0Exp\ComponentModelCache

   注意

   %LocalAppData% は、通常は <ドライブ名>:\Users\<ユーザー名>\AppData\Local です。 Windows XP または Windows 2003 では、%LocalAppData% の代わりに %AppData% を使用します。

必要に応じて、次の手順に進みます。

古いバージョンの検証結果が表示される、または検証メソッドが呼び出されない

1. Visual Studio の実験用インスタンスで、[ビルド] メニューの [ソリューションのクリーン] をクリックします。 これにより、前に行った検証分析のキャッシュされている結果がクリアされます。

2. モデルのレイヤーがコード要素と関連付けられていること、および少なくとも 1 つの依存関係リンクがモデルに存在することを確認します。 検証する項目がない場合、検証は呼び出されません。

3. 検証メソッドは別のプロセスで実行するので、標準のブレークポイントは検証メソッドでは機能しない場合があります。 メソッドをステップ実行する場合は、System.Diagnostics.Debugger.Launch() の呼び出しを挿入する必要があります。

4. レイヤー検証プロジェクトの source.extension.vsixmanifest で、[コンテンツ] に [MEF コンポーネント] 項目と [カスタム拡張機能の種類] 項目の両方が追加されていることを確認します。

参照

その他の技術情報

レイヤー図に関する拡張機能の作成

履歴の変更