MFC では、専用の "ハンドラー" 関数が各メッセージを処理します。 メッセージ ハンドラー関数は、クラスのメンバー関数です。 このドキュメントでは、"メッセージ ハンドラー メンバー関数"、"メッセージ ハンドラー関数"、"メッセージ ハンドラー"、および "ハンドラー" という言葉を同じ意味で使っています。 一部のメッセージ ハンドラーは、"コマンド ハンドラー" とも呼ばれます。
フレームワーク アプリケーションの作成作業の大部分は、メッセージ ハンドラーの記述です。 ここでは、メッセージ処理のしくみについて解説します。
メッセージ ハンドラーは、メッセージに対する応答動作をすべて実行します。 クラスの [プロパティ] ウィンドウを使ってハンドラーを作成できます。ハンドラーを作成した後、ソース コード エディターを使ってハンドラーのコードを作成します。
ハンドラーを作成するときは、Microsoft Visual C++ と MFC のすべての機能を使用できます。 クラスの一覧については、『MFC リファレンス』の「クラス ライブラリの概要」を参照してください。