次の方法で共有


ユーザー定義のマクロ

更新 : 2010 年 8 月

ユーザー定義のマクロは名前と値のペアで、プロジェクトのビルドで変数として使用できます。 たとえば、ユーザー定義のマクロを作成して、カスタム ビルド ステップまたはカスタム ビルド ツールに値を渡すことができます。 プロジェクト ファイル内では、$(<名前>) という表記を使用して、その値にアクセスします。

ユーザー定義マクロは、プロパティ ファイル (.props) で表されるプロパティ シートで作成します。 詳細については、「プロパティ シート (C++)」、「方法 : C++ プロジェクトに新規プロパティ シートを追加する」、および「プロパティ シートの例」を参照してください。

ユーザー定義マクロを指定するには

  1. プロジェクトにプロパティ シートが含まれていない場合は、「方法 : C++ プロジェクトに新規プロパティ シートを追加する」の手順を使用して作成します。

  2. [プロパティ マネージャー] ウィンドウで任意のプロパティ ページのアイコンをダブルクリックすると、[<プロパティ ページ名> プロパティ ページ] ダイアログ ボックスが表示されます。

  3. ダイアログ ボックスの左ペインで、[ユーザー マクロ] を選択します。 右ペインで [マクロの追加] をクリックすると、[ユーザー マクロの追加] ダイアログ ボックスが表示されます。

  4. ダイアログ ボックスの [名前] ボックスと [値] ボックスに、マクロの名前と値を指定します。 オプションで、[ビルド環境でこのマクロを環境変数に設定する] チェック ボックスをオンにします。

参照

その他の技術情報

ビルドのコマンドとプロパティのマクロ

MSBuild (Visual C++) の概要

履歴の変更

日付

履歴

理由

2010 年 8 月

ユーザー定義マクロを追加する方法を説明している 2 つのドキュメントを統合しました。

カスタマー フィードバック