次の例は、文字列の配列内で各文字列をループ処理し、指定された部分文字列がどの文字列に含まれるかを調べます。 部分文字列が見つかるたびに、文字列内の部分文字列のインデックスが表示されます。
使用例
次の例では、String オブジェクトの Contains メソッドと IndexOf メソッドが使用されています。
Contains メソッドは、指定された部分文字列が文字列に含まれるかどうかを示します。
IndexOf メソッドは、最初に見つかった部分文字列の 1 番目の文字の場所を報告します。 インデックスは、0 から始まります。つまり、文字列の最初の文字はインデックス 0 になります。 IndexOf が部分文字列を検出できない場合は、-1 が返されます。
Dim StrArray() As String = {"ABCDEFG", "HIJKLMNOP"}
Dim FindThisString As String = "JKL"
For Each Str As String In StrArray
If Str.Contains(FindThisString) Then
MsgBox("Found " & FindThisString & " at index " &
Str.IndexOf(FindThisString))
End If
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このコードの例は、IntelliSense コード スニペットとしても利用できます。 コード スニペット ピッカーでは、これは [データ型 - Visual Basic によって定義済み] にあります。 詳細については、「方法 : IntelliSense コード スニペットを挿入する」を参照してください。
コードのコンパイル
この例で必要な要素は次のとおりです。
- System 名前空間を指定する Imports ステートメント。 詳細については、「Imports ステートメント (.NET 名前空間および型)」を参照してください。
信頼性の高いプログラミング
IndexOf メソッドでは大文字と小文字が区別され、現在のカルチャが使用されます。
最適なエラー制御としては、文字列の検索を Try...Catch...Finally ステートメント (Visual Basic) 構造の Try ブロックで囲む方法があります。
参照
処理手順
参照
Try...Catch...Finally ステートメント (Visual Basic)