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Interop アクティビティ デザイナー

Interop アクティビティ デザイナーは、Interop アクティビティを作成および構成するために使用します。

Interop アクティビティ

Interop アクティビティでは、ワークフロー内の System.Workflow.ComponentModel.Activity から派生する型の実行を管理します。

Interop アクティビティ デザイナーの使用

Interop アクティビティ デザイナーは、[ツールボックス][移行] カテゴリにあります。[ツールボックス] にアクセスするには、[ツールボックス] タブをクリックします (または、[表示] メニューの [ツールボックス] をクリックするか、Ctrl キーと Alt キーを押しながら X キーを押します)。

プロジェクトの対象が完全版の .NET Framework Version 4 である場合は、[ツールボックス] に、Interop アクティビティを含む 移行アクティビティ デザイナー カテゴリのみが表示されます。

C# プロジェクトの場合、完全版の .NET Framework 4 を使用するようにプロジェクトのターゲットを再指定するには、ソリューション エクスプローラーでプロジェクトを右クリックし、[プロパティ] を選択します。[アプリケーション] タブの [ターゲット フレームワーク] で、[.NET Framework 4] オプションを選択します。この変更の確認を求めるために表示された [ターゲット フレームワークの変更] ダイアログ ボックスで、[はい] ボタンをクリックします。

VB プロジェクトの場合、完全版の .NET Framework 4 を使用するようにプロジェクトのターゲットを再指定するには、ソリューション エクスプローラーでプロジェクトを右クリックし、[プロパティ] を選択します。[コンパイル] タブで、[詳細コンパイル オプション] をクリックします。[ターゲット フレームワークの一覧] で、[.Net Framework 4] を選択し、[OK] をクリックします。この変更の確認を求めるために表示された [ターゲット フレームワークの変更] ダイアログ ボックスで、[はい] ボタンをクリックします。

Interop アクティビティ デザイナーは、[ツールボックス] からドラッグして、アクティビティを通常配置しているワークフロー デザイナー画面の任意の場所 (Sequence 内など) にドロップできます。この操作により、Interop という既定の DisplayName を持つ Interop アクティビティが作成されます。DisplayName は、Interop アクティビティ デザイナーのヘッダーか、プロパティ グリッドの [DisplayName] ボックスで編集できます。

Interop アクティビティ デザイナーまたはプロパティ グリッドで、[ActivityType] ボックスの [クリックして参照] というテキストをクリックして、[.NET 型の参照と選択] ダイアログ ボックスを表示します。ワークフロー 3.0 またはワークフロー 3.5 のアクティビティの型のみ (つまり、Activity から派生した型のみ) が表示されます。このダイアログ ボックスを使用して型を指定する方法詳細情報、「[.NET 型の参照と選択] ダイアログ ボックス」を参照してください。

Interop のプロパティ

次の表に、Interop のプロパティと、デザイナーでのその使用方法を示します。これらのプロパティは、プロパティ グリッドまたはワークフロー デザイナー画面で編集できます。

プロパティ名 必須 使用法

DisplayName

省略可

Interop アクティビティの表示名。既定値は Interop です。表示名は必須ではありませんが、使用することをお勧めします。

ActivityType

必須

Interop アクティビティに含まれているアクティビティの型を指定します。指定されたこの型は、Activity から派生していることが必要です。

参照

その他のリソース

移行アクティビティ デザイナー